今回のキーワード
★命令をしないこと
指摘ではなく気づかせる
相手の誤りを指摘するとき、すぐに正しい答を教えてしまったり、「~しなさい」と命令をしてしまう。
しかし、それでは、相手は自分の誤りに気づけないことが多い。
なぜならば、相手が誤りを誤りと思っていないから。
もし、相手に誤りがあり、それを変えてもらいたいと思うなら、まず、その誤りを相手自身が認めたうえで、相手の口から、誤りからの気づきやこれからどうするのか?ということを語ってもらうような、アプローチが必要になる。
人は、人から押しつけられた意見よりも、自分で思いついた意見の方を遙かに大切にする。
相手が誤りを認め、それから新たな答を求めようとしたとき、最初の誤りは学びに変わり、そして、誤りから本来の道に気づいたとき、誤りは成長の種になる。
世の中には完璧な人間はいない。
誰もが失敗や誤りを繰り返す。
ただ、失敗や誤りをどう受け止めるのか?そこで人間の質が変わってくるのだと思う。
コメント