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【タイトル】
会社組織が蘇る。職場系心理学
【著者】
監修:衛藤信之
作画:ナカタニD
【本を読む目的・キーワード】
心を学ぶことで
会社組織と成果主義
社内でのコミュニケーション
企業のメンタルヘルス対策
★交流分析
勝ちと負け
価値観の対立
3日の命
【感想】
昨日の記事の続き。
「ねえねえ、私か作ったカレーおいしい?」と
「お母さん、みてみて、こんなに高く積み木が積みあがったよ!!」
これらの言葉には、ある気持ちが込められていて、
その気持ちを、わかってほしくて、
彼女や子どもの言葉として表現されている。
その気持ちとは、
自分が行った行動を、
”認めてほしい、褒めてほしい”という思いと、
その上で、相手と共感をしたいうという思いがある。
積み木を積み上げた、子どもの”みてみて”は、
一生懸命積みあげた成果を、お母さんにみてもらい、
その行動を認めて褒めてもらいたいという思いがある。
それなのに、「部屋を片付けなさい」と言われたら、
子どもの本当の気持ちは満たされない。
では、お母さんはどうすればいいのかというと、
お母さん言葉とは気持ちが伝わるように
キャッチボールのコミュニケーションをすればいい。
具体的に書くと、
子「お母さん、みてみて、こんなに高く積み木が積みあがったよ!!」
母「わ~すごい、よく作ったね~、どうやって高くできたの?」
子「この高い積み木を上手く積んだからできたの~。」
母「そうなんだね~、高い積み木を上手く積んだからなんだ~」
という感じで、お母さんも子どもと同じ視点になって、
子どもの達成話を一緒になって聞いてあげる。
そして、この時に、1つ質問を入れることで、
子どもは、話しをちゃんと聞いてもえていると感じられる。
この時点で、子どもの”みてみて”の気持ちは満たされる。
でも、積み木が部屋に散らかった今の状態では、
お母さんの”部屋をきれいに”が満たされていないので、
だから、今度はお母さんの気持ちを子どもに伝える。
母「そうそう、もうすぐで出かけるよ。
外から帰ってきたときに部屋がきれいなほうが
お母さんは、気持ちがよく感じられるから、
出かける前に積み木を片付けてくれると、
お母さんとても嬉しいな~。」
と、子どもにIメッセージで思いを伝える。
子どもは”みてみて”が先に満たされているから、
次に、子どもはお母さんの期待に応えようとするので、
素直に積み木を片付けたりする。
言葉から相手の気持ちをくみ取り、
それを1度キャッチしてから、
そのまま返してあげること。
そして、自分の気持ちや感情は、
素直にIメッセージで思いを伝えること。
これがお互いに出来るようになることが、
本当のコミュニケーションであり、
そして、本当のコミュニケーションは、
子どもとか家族とか友人など、どんな人間とも、
マンガでわかる 会社組織が甦る! 職場系心理学 (じっぴコンパクト 62)/ナカタニD.
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