言葉と気持ちのキャッチボール【職場系心理学】

33/100冊目(累計81冊目)

【タイトル】

 会社組織が蘇る。職場系心理学

【著者】

 監修:衛藤信之

 作画:ナカタニD

【本を読む目的・キーワード】

 心を学ぶことで

 会社組織と成果主義

 社内でのコミュニケーション

 企業のメンタルヘルス対策

 ★交流分析

 勝ちと負け

 価値観の対立

 3日の命

【感想】
 
 昨日の記事の続き。
 
 「ねえねえ、私か作ったカレーおいしい?」と
 
 「お母さん、みてみて、こんなに高く積み木が積みあがったよ!!」
 
 これらの言葉には、ある気持ちが込められていて、
 
 その気持ちを、わかってほしくて、
 
 彼女や子どもの言葉として表現されている。
 
 
 その気持ちとは、

 自分が行った行動を、
 
 ”認めてほしい、褒めてほしい”という思いと、
 
 その上で、相手と共感をしたいうという思いがある。
 
 
 積み木を積み上げた、子どもの”みてみて”は、
 
 一生懸命積みあげた成果を、お母さんにみてもらい、
 
 その行動を認めて褒めてもらいたいという思いがある。
 

 それなのに、「部屋を片付けなさい」と言われたら、
 
 子どもの本当の気持ちは満たされない。
 
 $人生を楽しもう!!-交流分析8

 
 
 
 では、お母さんはどうすればいいのかというと、
 
 お母さん言葉とは気持ちが伝わるように
 
 キャッチボールのコミュニケーションをすればいい。
 
 具体的に書くと、
 
 
 子「お母さん、みてみて、こんなに高く積み木が積みあがったよ!!」
 
 母「わ~すごい、よく作ったね~、どうやって高くできたの?」
 
 子「この高い積み木を上手く積んだからできたの~。」
 
 母「そうなんだね~、高い積み木を上手く積んだからなんだ~」
 

 という感じで、お母さんも子どもと同じ視点になって、
 
 子どもの達成話を一緒になって聞いてあげる。
 
 そして、この時に、1つ質問を入れることで、
 
 子どもは、話しをちゃんと聞いてもえていると感じられる。 
 
 
 
 この時点で、子どもの”みてみて”の気持ちは満たされる。
 
 でも、積み木が部屋に散らかった今の状態では、
 
 お母さんの”部屋をきれいに”が満たされていないので、
 
 だから、今度はお母さんの気持ちを子どもに伝える。
 

 母「そうそう、もうすぐで出かけるよ。
 
   外から帰ってきたときに部屋がきれいなほうが
   
   お母さんは、気持ちがよく感じられるから、
   
   出かける前に積み木を片付けてくれると、
   
   お母さんとても嬉しいな~。」

 
 と、子どもにIメッセージで思いを伝える。
 
 $人生を楽しもう!!

   
 
 子どもは”みてみて”が先に満たされているから、
 
 次に、子どもはお母さんの期待に応えようとするので、
 
 素直に積み木を片付けたりする。
 
 
 言葉から相手の気持ちをくみ取り、
 
 それを1度キャッチしてから、
 
 そのまま返してあげること。

 そして、自分の気持ちや感情は、

 素直にIメッセージで思いを伝えること。

 
 これがお互いに出来るようになることが、
 
 本当のコミュニケーションであり、

 そして、本当のコミュニケーションは、

 子どもとか家族とか友人など、どんな人間とも、

 気持ちを伝えあえる関係のことをいうのだと思う。
 
  
$人生を楽しもう!!-職場系心理学

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