15/100冊目(去年累計65冊目)
【タイトル】
自分を変える気づきの瞑想法
【著者】
A.スマナサーラ
【本を読む目的・キーワード】
瞑想とは
★西洋医学の考え方とは
生命ネットワークとは
【感想】
以前、子どもが極度の便秘になる病気をした。
近くの病院では対応が出来ず、
東京の某大学病院で便秘治療の権威がある
先生に見てもらったことがある。
その先生の診断の結果、
手術が必要とのことになり、
全身麻酔をかけて手術をした。
が、しかし、手術後も症状はあまり変わらず、
その結果から先生は
「3年~4年間ぐらいは、毎日薬を飲み続けてください。
あと診断の為に月2回は通院してください。」との診断をした。
親として、子どもが毎日薬を飲み続けることの不安。
また、5分程度の診断の為に2時間以上待つ必要がある病院に、
平日の月2回通院するという生活の負担。
でも権威のある先生の言葉だし、
これで薬で治るのであれば・・・
という悩みがあった。
そんな時、知り合いから、
とある地方にある針灸院が
とてもいいよ~と聞いたので、
子どもを連れて行くことにした。
その鍼灸院の先生は目が見えないのだけど、
とても効果がある鍼灸をしてくれるという。
自分は半信半疑の状態だったのだけど、
毎日、薬を飲むよりは
少しでも改善したらいいと思い、
その先生に今までの経緯を説明して、
子どもの治療をお願いしたところ、
はいよ~と軽い返事。
この先生大丈夫か??と思いながら、
治療の様子を見る。
数本の鍼を体に刺して、
3分ぐらいで治療完了。
「これで大丈夫だからね。」と
子どもに話をしてくれた。
そして、その結果、
その次の日から便秘は解消された。
西洋医学の権威のある先生は、
薬でしか治らないと診断をした。
東洋医学の鍼灸師は、
鍼灸で子どもの体を刺激して治療をした。
西洋医学は人の病気の症状により、
その症状の悪いところを対処をする。
一方、東洋医学は自分の治癒力を高め、
自分自身の内側から治す。
いま、日本では薬が溢れている。
世界全体の一人当たりの平均薬剤消費額の
約8倍が日本人の消費する金額と言われている。
西洋医学的な視点だけの治療や、
薬を飲んで病気を治そうとするのではなく、
もっと全体的な視点で症状のことを捉え
治療を進めるホリスティック医療の
考えが必要なのだと思う。
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