5/100冊目(去年累計56冊目)
【タイトル】
イーグルに訊け
【著者】
天外伺朗さん
衛藤信之さん
【本を読む目的】
自然と共に生きるとは
★物のストーリーとは
ポピの予言とは
【感想】
インディアンは言う。
「今、あなたが食べようとしている食べ物の
ストーリーを感じてみること。
それを話題して食べる事で、
より美味しく食べる事ができて、
母なる大地の恵みを感じる事ができると。」
僕もこの言葉にとても共感できる。
今日、食べた物のストーリーどこまで語れますか?
僕は今日お米を食べた。
そのお米は知り合いの農家から購入したもので、
そこの農家のおじさんが1年を通して育てたお米。
でも、そのお米は農家のおじさんが無から作り出したものではない。
当然、そのお米にも1つの種があり、
何年も何十年も命のバトンを受け継いできた1つの種。
その種から実ったお米の一部を今日僕は食べた。
そして、今日の僕のエネルギーになっている。
これは人間にも言えることだと思う。
僕がいまこうやってブログを書いているのは、
今日も存在してい生きているから。
僕という存在があるのも、僕の父親と母親が出会ったから。
そして、その上のおじいちゃん、おばあちゃんが出会ったから。
この偶然の出会いを繰り返しながら、
いまここに僕がいる。
そう考えると、
いま、あなたの見えていもの、聞こえている音、香りなど、
そして、それを感じる事ができるあなた自身も、
全て過去からの集大成であるのだと思う。
このブログだって、2月9日23時(過去)に書いた僕の想いを、
いまあなたが読んでくれている。
これから今日出会う人、出会う食べ物、出会う出来事、
全ては過去からの集大成であり、とても偶然的なもの。
そう感じることができたとき、
全ての物に対して愛おしく思えるし、
全ての人に優しくなれるのだと思う。
今日1日だけでも、出会った人の過去のストーリーを
感じてみてはいかがですか。
余談ですか、竹林の整理作業の結果、
雑木林に陽が差し込みようになりました。
そこに落ちる夕日がとてもきれいでした。
地道な作業の自然からのご褒美かな。
イーグルに訊け―インディアンの人生哲学に学ぶ/天外 伺朗
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