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【タイトル】
会社組織が蘇る。職場系心理学
【著者】
監修:衛藤信之
作画:ナカタニD
【本を読む目的・キーワード】
心を学ぶことで
会社組織と成果主義
社内でのコミュニケーション
企業のメンタルヘルス対策
交流分析
★勝ちと負け
価値観の対立
3日の命
【感想】
昨日の記事の続き。
僕は心理学を勉強するようになってから、
自分を客観視するために2つの事を意識している。
その1つが、事実と感情(気持ち)をわけるということ。
人は無意識で事実に対して感情を感じて、
その感情が正しいと思い込んでしまい、
その感情に見合った行動をしてしまうもの。
昨日の記事にシチュエーションでは、
事実に対してずれた感情を移入したのは、
【シーン2の《僕》妻の裏にある期待感に嫌な感じがする】。
洗濯機が止まり、
妻の「洗濯機が止まったよ」と事実の言葉に対して、
僕は、その言葉の裏にある期待感を勝手に解釈して、
僕の方から感情の言葉を返し始めた。
当然、妻も感情の言葉を返し応戦をして、
言葉と感情のドッジボールになっていった。
これが、感情に流されていくパターン。
感情に流されていくと、
10分もあれば終わる洗濯干しの作業を、
30分以上ドッジボールを展開して、
エネルギーを浪費してお互いに疲れ果て、
嫌な気持ちになりながら洗濯を干すことになる。
当然、その後も険悪のムードになってしまう。
そして、本当に僕がしたかったことは、
妻と感情をぶつけ合うことではなく、
”もっと本を読みたい”である。
感情に流され、ドッジボールをした後では、
もう、”本を読みたい”とは思えない。
感情に流されてしまうと、
自分が本当に求めていた事も
一緒に流されてしまう。
もし、シーン2で、
僕が「わかりました」と言って、
直ぐに洗濯を干していれば、
10分後には洗濯を干し終わって、
引き続き、ゆっくりと本を読めたと思う。
そして、妻がお茶の1杯ぐらいは、
いれてくれたかもしれない。
事実に感情を移入すると、
行動と結果がズレてくる。
だからこそ、
事実に対する感情を意識することで、
感情に流されることもなく、
自分を客観視しながら、
自分が求める行動と結果を、
作り出すことができるのだと思う。
続きは明日書きます。
マンガでわかる 会社組織が甦る! 職場系心理学 (じっぴコンパクト 62)/ナカタニD.
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