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【タイトル】
会社組織が蘇る。職場系心理学
【著者】
監修:衛藤信之
作画:ナカタニD
【本を読む目的・キーワード】
心を学ぶことで
会社組織と成果主義
社内でのコミュニケーション
企業のメンタルヘルス対策
交流分析
★勝ちと負け
価値観の対立
3日の命
【感想】
昨日の記事の続き。
僕は心理学を勉強するようになってから、
自分を客観視するために2つの事を意識している。
1つが、事実と感情をわけること。
事実に対して無意識で感情が湧き起るので、
その湧いた感情を感じてみること。
もう1つが、なりたい自分を意識すること。
今までの話しで例えるならば
僕が本当のしたかった事は
”もっと本を読みたい”ということ。
その事を意識出来ていれば、
僕は妻の言葉で感じた”嫌な感じ”の感情を満たしたくて、
妻に感情の言葉を返すよりも、”本を読みたい”を優先させた方が、
結果的には僕にとってもメリットがあるということ。
これは夫婦や親子家係でも一緒のこと。
なりたい夫婦・親子関係を意識してみれば、
ドッジボールをして疲れ果てる関係よりも、
キャッチボールをして楽しめる関係の方を、
誰もが望んでいると思う。
なりたい自分や夫婦などの意識があると、
自分の”嫌な感じ”という感情は、
とても小さいものだと感じることができる。
今でも妻は「洗濯機止まったよ~」と言う。
この間、妻に素直に聴いてみた、
「どうして洗濯機止まったよ~で言葉が終わるの?」
そしたら妻は、えっという意外そうな顔をして、
妻も無意識で言葉を終えていたいたようで、
「そういえば何でだろう~」と考え出した。
そして、妻の答が、
「あなたが疲れているときに洗濯干してもらう事が、
私としては悪いと思っているからかな~。」だった。
実は妻が「洗濯機止まったよ~」と言葉を止めていたのは、
妻の僕に対しての優しさだったりする。
でも、僕は勝手に期待感が隠れていると解釈をして、
自分から感情の強いボールをぶつけていただけだった。
恐らく近ければ近い人とほど、
こういう小さい気持ちのズレから、
ドッジボールに発展していくと思う。
ドッジボールのゲームになると、
正しさと誤り、勝ちと負けが必要になり、
自分は正しく勝ちであり、
相手が誤りで負けである。
という対局関係になり、
エネルギーが尽きるまで、
ゲームを続けてしまう。
でも、僕らは相手の人と、
感情的にドッジボールをしたいのではなく、
人としてキャッチボールをしたいだけ。
最近、自分がなりたい自分として意識しているのが
”人と言葉と気持ちをキャッチボールをする”こと。
その事が意識出来るようになると、
自分から相手が受け止められる言葉を投げたり、
相手の気持ちを素直に聴いてみることができるようになり、
結果として、感情的な事に流されなくなるし、
相手もまた感情的になることが少なくなる。
そして、なりたい自分を意識することで、
自分を客観視出来るようになったと思う。
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