20/100冊目(去年累計70冊目)
【タイトル】
動きたくて眠れなくなる
【著者】
池田貴将
【本を読む目的・キーワード】
行動力とは
感情のデザインとは
★自分の中のルールとは
【感想】
どんな人にも必ず感情がある。
でも、感情の感じ方は人それぞれである。
例えば、高所恐怖症の人に、
スカイダイビングで空飛んでと言ったら、
不安や恐怖を感じるけど、
スカイダイビングが好きな人や
やってみたい人に空飛んでと言ったら、
楽しそう~、ワクワクすると感じる。
スカイダイビングという1つの事実に対して、
人それぞれに違った感情を持っている。
1つの事実対して異なる感情があるのは、
みんな自分の中で感情のルールブックをもっているから。
人は生きていく過程の中で色々な体験や経験をしていく。
その中で、色々なルールを自分で作っていく。
この経験楽しい!!、この経験は失敗した。。
その経験時の感情が強ければ強いほど、
太字でルールブックに書き込まれていく。
人は無意識でこのルールブックに従って生きている。
自分のルールブックは正しい事実と思い込み、
疑問にも思わずにパターン行動をしてしまう。
また、人それぞれルールブックは異なるのに、
みんな同じルールブックを持っていると勘違いしてしまう。
その結果、自分のルールブックを正当化したり、
相手のルールブックを否定してしまう。
自分のルールブックに縛られると、
相手を受け入れることができなくなる。
例えば、
Aさんは家族と幸せに暮らしたいと思っているとする。
でもAさんは
「完璧に部屋がきれいになっていなければならない」
というルールを持っていて
家族がそのルールを破るような行動をすると、
家族に向けて怒りをぶつけてしまったりする。
怒りの感情をぶつければ、
相手からも怒りの感情が返ってくる。
幸せな家族が理想なのに、
怒りの感情をぶつけ合う
家族になっていたりする。
望むべき結果から考えると、
Aさんのルールは必要だろうか。
ルールブックは自分の過去が作り出したもの。
だから、これからルールブックは
いくらでも上書きできる。
その為にも、今の自分の
ルールブックを知る必要ある。
今の自分のルールブックを知る方法は、
自分の感情に素直に気づくこと。
なぜならば、
ルールブックは感情が作り出したものだから。
イライラや怒りの感情を感じたとき、
どして自分はイライラ感じるのだろう?と
自分に質問をしてみればいい。
そうすると、自分の中のルールに気づくと思う。
動きたくて眠れなくなる。 (Sanctuary books)/池田貴将
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