20/100冊目(去年累計70冊目)
【タイトル】
動きたくて眠れなくなる
【著者】
池田貴将
【本を読む目的・キーワード】
行動力とは
★感情のデザインとは
自分の中のルールとは
【感想】
昔の自分もそうだったけど、
多くの人は感情に無意識に
反応して行動をとってしまう。
例えば、
自分を責めるような感情になった時、
姿勢はどんどん猫背になり呼吸も浅くなり、
自分の欠けているところに意識をむけて、
自分はなぜダメなんだという感じで
自分を責め続けてしまう。
例えば、
何かで相手が悪いと感じたとき、
相手に対する目つきが変わり呼吸も浅くなり、
相手が悪いと思うところに意識をむけて、
自分を正当化しようとする。
当然相手も同じような感情を抱いているから、
お互いの正当化合戦が始まり、
最後は武力衝突にまで進展していく。
感情は同類の感情を引き寄せる。
強く怒りを感じている人のところには、
やっぱり強い怒りを感じてる人が近くにいる。
電車の中の些細な事での口論はその結果だと思う。
人の行動の源は感情にある。
だから行動を変える前に
感情から変える必要がある。
では、感情を変えるためにはどうするのか?
それは、下記の3つの行動を意識して行うことで、
自分の感情を変えることが出来るようになる。
1.意識の向けかた
自分がコントロール出来ることだけにフォーカスする。
良いところだけにフォーカスをする
2.体の使い方
呼吸、表情、姿勢
3.言葉の使い方
相手に対して、自分に対して、質問の方法
例えば、相手に怒りを感じた時に、
相手の良いところはどこだろう?に意識を向け、
呼吸を深く姿勢を正して満面の笑みで、
相手に自分の気持ちの事実を素直に伝えることができなら、
きっと、自分の怒りの感情は収まると思うし、
きっと相手の感情も収まると思う。
自分の感情に反応して対立をしてしまうことと、
自分の行動と感情を変えることで、
お互い対立しないで済むとしたら、
どちらが望ましい結果になると思いますか?
動きたくて眠れなくなる。 (Sanctuary books)/池田貴将
¥1,260
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コメント
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わたしは、大人になってからできるようになったことがあるよ。
腹が立つことを、忘れることが出来る。
誰かを嫌いになることがなくなった。
それは何でだろ??
とふと考える。
その怒りが消える瞬間に、この間も考えたんだ。
まずはおそらく、相手を正当化してやることかな。
「わたしから見て 腹が立つこと」は
「相手から観ると 仕方ないこと」だったりするんだ。
ほんとによくあること。
悪意をもって、相手を怒らせる人など、ほんとはあまりいない。
ほとんどが、その人の立場からみたら、それほど悪いことではないんだよね。
だからうまく正当化させることができたら、スッと怒りは消えていく。
そして、もめごとがあったできごとが、うまく収まれば、全くあとくされなく、解消できる。
根に持つことも、愚痴ることも、ほとんど必要ない。
言葉に出して、誰かに「誰かの悪口」を言うことは、傷口を刻むようなものです。
だからわたしは、言わない。
釣られて言うこともしない。
傷だらけになど、なりたくはないし、したくもないから。
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>空さん
空さんすごい!!
僕は偉そうに書いているけど、
やっぱり自分を正当化して、
相手に求めてしまうことが多々あるよ。
空さんのその自然らしさと、
子どもに対して、子どもとしてではなく、
1人の人として接しられること、
空さんのブログの素敵な子ども達の写真は、
そんなところからきているのだろうな~。
コメントありがとう~。