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【タイトル】
会社組織が蘇る。職場系心理学
【著者】
監修:衛藤信之
作画:ナカタニD
【本を読む目的・キーワード】
心を学ぶことで
会社組織と成果主義
社内でのコミュニケーション
企業のメンタルヘルス対策
★交流分析
勝ちと負け
価値観の対立
3日の命
【感想】
昨日の記事の続き。
ドッジボールからキャッチボールへ変える方法
それは、あなたから優しいボールを返せばいい、
そうすると、ドッジボールからキャッチボールになる。
とっても、シンプルで簡単なこと。
では、ドッジボールからキャッチボールという概念的な話しはなく、
日常の生活の中で具体的にどうするのか?というと、
マインドとスキルを理解しておく必要がある。
【マインド(自分の考え方)】
・相手のありのまま受け入れる(認める)こと。
・相手への期待感(わかってくれている感)を捨てること。
【スキル(行動する方法)】
1.交流分析の視点で、相手が優位キャラと
自分の優位キャラを意識化する。
2.お互いの無意識のコミュニケーションパターンを意識化する。
3.コミュニケーションパターンから、
相手の言葉に隠されている気持ちを感じる。
4.相手の言葉の気持ちを、汲んでそれを返すこと。
5.あなたが相手に伝える時は、Iメッセージ(出来事+感情)で、
あなたの素直な気持ちを言葉で伝えること。、
まずは、あなたから上記の、
”自分の考え方+行動”を意識的に行い、
今までのコミュニケーションパターンを変化させる。
相手の無意識は変化に対応できないので、
相手もあなたとのコミュニケーションが意識に上がってくる。
相手との意識的なコミュニケーションのなかで、
あなたは、あなたの今の気持ちを素直にIメッセージで伝える。
その行動を、しばらくは意識的に行う事で、
言葉と気持ちのキャッチボールが出来るようになる。
そして、それを繰り返し行っていれば、
キャッチボールが習慣化になる。
今まで無意識で行っていたことを、
いきなり全て意識的に行い変化させる事は出来ない。
だからといって、なにも変化させないでいると、
ず~っと、その無意識のパターンで過ごす事になる。
だから、今日から少しずつでもいいから、
”自分の考え方+行動”を変えていければ十分だと思う。
でも、今日からの少しずつの変化が、
3年後には大きな変化になっていると思う。
「他人と過去は変えられない
変えられるのは自分と未来だけ」なのだから。
マンガでわかる 会社組織が甦る! 職場系心理学 (じっぴコンパクト 62)/ナカタニD.
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