24/100冊目(年累計74冊目)
【タイトル】
ひらめき導火線
【著者】
茂木健一郎
【本を読む目的・キーワード】
1人の天才より100人の創造力
★書く効果
どうして学習をするのか
【感想】
僕はITエンジニアの仕事をしていたころ、
ほとんど書くという事をしていなかった。
コミュニケーションは電話やメール、
スケジュール管理はパソコンとスマートフォン、
会議資料の作成も、いきなりパワーポイントづくり。
個人の日々の日記もパソコンで書いていた。
パソコン、スマートフォン、ITの進化により、
多くの人は書く事が激減していると思う。
それはなぜか?
ITは情報を一括管理できる、
漢字を書かなくていい、
字が汚いから手書きで書きたくない。
そんな理由で、昔の自分は書く事を遠ざけていた。
本来、書く事の目的は2つあると思う。
①相手に文字で想いを伝えること。
(メール・プレゼン、資料作成など)
②自分の思考と対話をすること。
(スケジュール・思考整理・日記など)
昔の自分もそうだったけど、
①も②もITで情報を管理しようとした結果、
書くという行為が激減した。
でも、②の書く本当の目的は、
書く事で自分の頭の中の思考を
現実の世界に1度引き出すことで、
思考を客観視し、まとめることにある。
これはパソコンやスマートフォンで入力するより、
実際の紙に書いた方が新たな事に気づく事が多い。
このブログの記事も
読んだ本を手書きの
マインドマップでまとめてから、
再度、自分の文章として書いている。
そうすることで、本で得た気づきと、
自分の知識がかみ合っていくような
感じがしている。
文字を書く事は、
自分の思考を引き出すこと。
これはパソコンやスマートフォンでは、
出来ない事だと思う。
ひらめきの導火線 (PHP新書)/茂木 健一郎
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