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【タイトル】
会社組織が蘇る。職場系心理学
【著者】
監修:衛藤信之
作画:ナカタニD
【本を読む目的・キーワード】
心を学ぶことで
会社組織と成果主義
社内でのコミュニケーション
企業のメンタルヘルス対策
交流分析
★勝ちと負け
価値観の対立
3日の命
【感想】
昨日の記事の続き。
いつも一緒にいるパートナーになればなるほど、
ちょっとした言葉と気持ちのズレから、
簡単にドッジボールが開始される。
では、昨日の記事の2人は、
本当はドッジボールがしたかったのだろうか?。
お互いにしたかった事はどんなことだろうか?。
それを客観的に見るために、
事実と気持ち(感情)を分けて書いてみます。
【シーン1】
〈事実〉
洗濯機が止まった→洗濯を干す必要がある。
〈気持ち〉
《妻》洗濯を僕に干してほしい。
《僕》もっと本を読みたい、でも洗濯を干さなければならない。
【シーン2】
〈事実〉
妻が「洗濯機止まったよ~」と声をかける。
〈気持ち〉
《妻》僕に早く洗濯を干してほしい。
《僕》洗濯機が止まったことは、僕もわかっている。だけど、
「止まったよ~」の後に隠れている期待感に嫌な感じがする。
【シーン3】
〈事実〉
僕が「そうだね~」と言葉を返す。
〈気持ち〉
《僕》はっきりと”洗濯を干して”と言ってほしい。
《妻》わかっているなら早く干してほしい。
【シーン4】
〈事実〉
妻が「だから、洗濯機が止まったよ!!」と言葉を返す。
〈気持ち〉
《妻》だから、わかっているなら早く干して!!。
《僕》だから、”洗濯を干して”と明確に言って!!。
この後は、事実を無視して、
気持ちと気持ちのぶつけ合いになる。
人は事実に対して気持ちを入れてしまうと、
事実がぶれて見えなくなるときがある。
この時の事実は”洗濯機が止まったから洗濯を干す”である。
恐らく、世界中のどこの家庭でも、
洗濯機が止まったら、誰かが洗濯を干すのであろう。
それは、我が家でも一緒。
だから、事実(洗濯機が止まった)に対して、
そのまま行動(洗濯を干す)をすればいいのに、
気持ちを介入させてしまうから事実と行動がズレてくる。
上記のシチュエーションでは、
誰が最初に気持ちを介入させたと思いますか?
どのシーンから、事実と行動がズレてきたのでしょうか。
続きを明日書きます。
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