事実と気持ちを分けてみる。【職場系心理学】

33/100冊目(累計81冊目)

【タイトル】

 会社組織が蘇る。職場系心理学

【著者】

 監修:衛藤信之

 作画:ナカタニD

【本を読む目的・キーワード】

 心を学ぶことで

 会社組織と成果主義

 社内でのコミュニケーション

 企業のメンタルヘルス対策

 交流分析

 ★勝ちと負け

 価値観の対立

 3日の命

【感想】

 昨日の記事の続き。
 
 いつも一緒にいるパートナーになればなるほど、
 
 ちょっとした言葉と気持ちのズレから、
 
 簡単にドッジボールが開始される。
 

 では、昨日の記事の2人は、
 
 本当はドッジボールがしたかったのだろうか?。
 
 お互いにしたかった事はどんなことだろうか?。
 

 それを客観的に見るために、
 
 事実と気持ち(感情)を分けて書いてみます。
 
 
 【シーン1】
  〈事実〉
    洗濯機が止まった→洗濯を干す必要がある。
  
  〈気持ち〉
   《妻》洗濯を僕に干してほしい。
  
   《僕》もっと本を読みたい、でも洗濯を干さなければならない。
  

 【シーン2】
  〈事実〉
    妻が「洗濯機止まったよ~」と声をかける。
   
  〈気持ち〉
   《妻》僕に早く洗濯を干してほしい。
   
   《僕》洗濯機が止まったことは、僕もわかっている。だけど、
     
      「止まったよ~」の後に隠れている期待感に嫌な感じがする。

   
 【シーン3】
  〈事実〉
    僕が「そうだね~」と言葉を返す。
    
  〈気持ち〉
   《僕》はっきりと”洗濯を干して”と言ってほしい。
         
   《妻》わかっているなら早く干してほしい。
 
 【シーン4】
  〈事実〉
    妻が「だから、洗濯機が止まったよ!!」と言葉を返す。
    
  〈気持ち〉
   《妻》だから、わかっているなら早く干して!!。
     
   《僕》だから、”洗濯を干して”と明確に言って!!。
   

 この後は、事実を無視して、
 
 気持ちと気持ちのぶつけ合いになる。
 

 人は事実に対して気持ちを入れてしまうと、
 
 事実がぶれて見えなくなるときがある。
 
 
 この時の事実は”洗濯機が止まったから洗濯を干す”である。
 
 
 恐らく、世界中のどこの家庭でも、
 
 洗濯機が止まったら、誰かが洗濯を干すのであろう。
 
 それは、我が家でも一緒。
 
 
 だから、事実(洗濯機が止まった)に対して、
 
 そのまま行動(洗濯を干す)をすればいいのに、
 
 気持ちを介入させてしまうから事実と行動がズレてくる。
 
 
 上記のシチュエーションでは、
 
 誰が最初に気持ちを介入させたと思いますか?
 
 どのシーンから、事実と行動がズレてきたのでしょうか。
 
 
 続きを明日書きます。
 
 
  
$人生を楽しもう!!-職場系心理学

マインドマップ詳細ページへ

マンガでわかる 会社組織が甦る! 職場系心理学 (じっぴコンパクト 62)/ナカタニD.

¥800
Amazon.co.jp

$人生を楽しもう!!


コメント

タイトルとURLをコピーしました