5/100冊目(去年累計56冊目)
【タイトル】
イーグルに訊け
【著者】
天外伺朗さん
衛藤信之さん
【本を読む目的】
自然と共に生きるとは
物のストーリーとは
★ホピの予言とは
【感想】
ネイティブインディアンのホピ族の中に、
ホピの予言といわれる言い伝えがあった。
1つは、ホピ族が暮らす大地の下は、
絶対に掘ってはならないという言い伝えがあった。
「この大地を掘ると、太陽をシンボルにしている部族に、
灰がぎっしり詰まったひょうたんが2つ降るという」
ものだった。
そして、この大地の下にあったのがウラニウム鉱石で、
第二次世界大戦当時にアメリカが採掘をして、
広島と長崎原発にこの大地のウラニウムが使用された。
そして、もう1つの言い伝えが、我々の人類の話。
人類は今まで3回滅亡を経験しているという。
3回とも人間のエゴが肥大化して、
自然との調和を乱した結果、
地球の大浄化により滅びたとのこと。
アトランティス大陸・ムー大陸などが、
以前の人類文明なのだろうか。
そして、現在は4回目の人類。
今の社会を見ていると、
やはりエゴの肥大化と、
自然との調和が乱れていると思う。
環境が破壊され、多くの動物や植物が絶滅し、
日本では放射能の問題に直面している。
このままでは、また大浄化につながる懸念がある。
しかし、ホピの予言では、こう書かれているという。
4回目の人類もエゴの肥大化と自然との調和が乱れ、
母なる大地が瀕死の状態になる。
その時に、虹の戦士が現われて社会を正しい方向へ導くと。
今年はマヤ歴の2012年の年。
アセンションという言葉があるけど、
ホピの予言も同じような意味なのか。
虹の戦士が現われてくれたらとても嬉しいけど、
まず、その前に人間1人1人が、
今までの過ちに気づき、
もっと環境に対して意識していく
必要があるのだと思う。
イーグルに訊け―インディアンの人生哲学に学ぶ/天外 伺朗
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