再び本で気づいた事を書いて行きます。
8/100冊目(去年累計59冊目)
【タイトル】
いま、里山が必要な理由
【著者】
田中 淳夫
【本を読む目的・キーワード】
里山の現状
★火の使い方
森林と癒し
【感想】
かきねのかきねのまがりがど、
たき火だたき火だおちばたき
あたろうかあたろうよ
きたかぜぴいぷうふいている
これは童謡の「たき火」の歌詞。
自分が小学生の頃に歌った記憶がある。
でも、この歌を今の小学生に聞かせたら、
どれくらいの事をイメージできるのだろうか。
垣根もないし、街でたき火をする事もできない。
もしかしたら、街に落ちている落ち葉は
ゴミに見えているかもしれない。
僕は子どもの頃からたき火が大好きで、
今もキャンプに行ったら、夏でもたき火をする。
なので、火を起こす方法を体験としてもっている。
でも、今の子ども達はどうだろうか。
火は危険なものと取り扱われ、
料理もスイッチ1つで火が起こせ、
日常の生活では触れることもない。
これは、僕の個人的な考えなのだけど、
小学校の授業などで、火を起こし、
火を維持する方法を教えるべきだと思う。
なぜならば、
日常当たり前のように使っている火を、
大変な思いをして起こすことで火の難しさを知り、
スイッチ1つで火が使えることに感謝できること、
そして、
震災などでライフラインが止まった時に、
火を起こすことが出来て火を使えるかどうかは、
サバイバルを余儀なくされた環境では、
とっても大切なことになる。
今はとても便利な時代になった。
でも、その反面になにか大切なものを
失っているのかもしれない。
いま里山が必要な理由/田中 淳夫
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