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【タイトル】
会社組織が蘇る。職場系心理学
【著者】
監修:衛藤信之
作画:ナカタニD
【本を読む目的・キーワード】
心を学ぶことで
会社組織と成果主義
社内でのコミュニケーション
企業のメンタルヘルス対策
★交流分析
勝ちと負け
価値観の対立
3日の命
【感想】
昨日の記事からの続き。
出会った時に、お互いに”共感”が生まれ、
そして、お互いの人生を一緒に歩もうと
決めたパートナー。
でも、その共感したはずのパートナーが、
同じ場所で同じ時間を過ごせば過ごすほど、
お互いのコミュニケーションのズレから、
”こんな人”になってしまう。
僕は、この理由は大きく2つあると思う。
まず、1つめの理由。
それは、パートナーと長く生活する事により、
パートナーの存在が、あたりまえになってしまうこと。
そして、人は毎日の当たり前の状況になると、
意識ではなく、無意識の領域に入ってくる。
出会った当初は、パートナーと出会う為に、
待ち合わせ場所を約束したり、2人で過ごす行動を相談したり、
その中で、お互いの別々に過ごした時間の話しなど、
お互いが意識的に出会い、行動して、
言葉と気持ちのキャッチボールをしていた。
そのパートナーと結婚をして、
同じ屋根の下で過ごすようになると、
段々とパートナーの存在が当たり前のようになる。
当たり前のように、起きて、食事して、活動して、
夜はまた、同じ屋根の下に戻る毎日。
それが日常の1つの風景になってしまう。
日常の風景の中で生活をしていると、
人は意識を向けない限り変化に気づけない。
例えば、奥さんヘアースタイルが変わったときに、
「ヘアースタイルが変わって、よくなったね~」と
旦那さんに言ってもらいたいと思うけど、
旦那さんは、その変化に気がつくことができないことが多い。
こんな光景が、我が家でもあったりする。
そして、お互いのコミュニケーションにおいても、
夫婦というあたりまえの関係の中では、
無意識でパターン化して会話を交わしていることが多い。
パートナーが話す言葉だけを聞いてしまい、
その裏にある気持ちを感じることしなかったり、
パート-ナーが感じている怒りやイライラを、
そのまま、また、パートナーにぶつけ返して、
ドッジボールの試合を勝負してしまう。
人は同じ事を繰り返すことで、
どんなことでも習慣化してしまう。
当然、お互いにドッジボールを繰り返し続けると、
それもまた、無意識のあたりまえの領域に入ってしまい、
ドッジボールをしてお互い傷つけあっている事が、
お互いのコミュニケーションパターンになり、
意識的に気づくことが出来なくなる。
パートナーが”こんな人”と感じているのであれば、
もしかたしたら、無意識でドッジボールを
コミュニケーションパターンとして、
繰り返しているのでないでしょうか。
続きを明日書きます。
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