フォトリーディング49冊目
【タイトル】
のうだま ~やる気の秘密~
【著者】
池谷 裕二
上大岡 トメ
【本を読む目的】
やる気スイッチとは
淡蒼球とは
【感想】
スイッチといって連想することはどんなことですか?
まあ、だいたい電化製品等のスイッチのイメージになるのかな。
たとえば、Windows(パソコン)が起動するプロセス。
電源(スイッチ)をONにすると、
パソコン内部の基盤に電気が流れ、
その電気を基に、液晶が表示され、
ハードディスクから情報を読み取り、
CPU/メモリを使い、周辺環境を整えWindowsを起動させる。
電源1つONにすることで様々なものが連動して動き出す。
そのプロセスを経てWindwosが起動をして、
こうやってブログを書くことが出来ている。
そして、僕ら人間にもやる気スイッチという、
動き出す(行動)するためのスイッチがあるらしい。
そのスイッチは淡蒼球と呼ばれているもの。
淡蒼球が活性化すると人は作業興奮状態になり、
それが行動のモチベーションにつながり、
行動を継続できれば、その行動が習慣化になる。
そんな便利なスイッチが人間にもある。
しかし、残念ながらそのスイッチは
手が届かないところにあり
自分自身で直接ON/OFF出来ない。
なぜならば、
そのスイッチがある場所は潜在意識の中だから。
では、どうしたらそのスイッチをONに出来るのか?
それは人もWindowsの起動と一緒で、
下記の4つの起動プロセスを行うことで、
やる気スイッチがONになるという。
【4つの起動プロセス】
1.体を動かす
2.いつもと違う事をする
3.褒美を与える
4.なりきる
例えば、ブログを毎日更新したいと思ったとする。
たぶん、最初の3日間程度は、
最初のやりたい!!というエネルギーが継続して、
苦労をすることなく続ける事ができる。
しかし、3日目ぐらいから、
脳はブログを書く事を馴化(マンネリ化)してしまい
ブログを書く事への刺激がなくなり、
”なんだか面倒だな~”と思い出す。
そして、そんな時に、
どうせ誰も見てくれないし、自分はうまく文書を書けないし、、
なんて、出来ない理由をあげて行動を止めてしまいたくなる。
そんな感じをした時、意識的にやる気スイッチをONにする。
まずは体を動かす。
頭で面倒だな~と感じていても、
とりあえず、パソコンの前に座り、
ブログの作成画面まで表示をしてみる。
それだけでも結構効果があると思う。
後はモチベーション維持のため、
ブログを書くという行為に刺激を入れていく。
こうやって本を読み感じた事を書くのも
その刺激の1つだと思う。
そして、10日連続ブログが更新できたら、
おいしいランチを食べに行くなどの、
自分にご褒美を与えてあげる。
後は、ブログを毎日する更新する事と
なりたい自分のイメージを関連づけておき、
そのなりたい自分に今からなりきること。
この起動プロセスを活用して、
最低21日は連続継続してみる。
人は21日ぐらい連続継続すると、
その事を習慣化出来るようになるらしい。
この本は、やる気を起こすという脳の難し話を
マンガ形式でわかりやすく解説してくれる1冊です。
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