新しい行動の前に辞めることを見つける|スタンフォードの自分を変える教室

人文・思想

今回のキーワード

★意志力の3つの力

新しい行動の前に辞めることを見つける

スタンフォードの自分を変える教室のマインドマップ
僕らが何かを始めようとするとき、ついつい、今までの生活パターンの中に新しい要素を取り入れようとする。

例えば、ダイエットをするために、60分間、歩こうとすると、朝、がんばって早起きをして、60分を確保しようとする。

でも、がんばって60分間確保しようと思い行動をはじめると、ちょっとしたことで挫折してしまう。

例えば、朝、雨が降っていると、「今日はいいや明日にしよう」と思い、結局、その明日が訪れないパターン。

僕らが何かを新しく始めるとき、車の動き出しにガソリンを多く消費するよう、人間の恒常性の法則に反する必要があり、自分の中で多くの意志力を必要とする。

そのために、何かをしようとするとき、いきなりがんばった行動をしようとするのではなく、まず、今の生活パターンの中でやめられることを考えてみる。

60分間散歩するという新しい要素を入れたいと考えるなら、今の生活パターンを見なおし、テレビやネットサーフィンの時間、、仕事の残業や飲みにいく時間などがあれば、それらをやめるという選択をする。

そのうえで、空いた時間に60分間歩くのではなく、通勤の為に1つ先の駅まで歩くなど、今までの行動パターンに小さい新しい要素を追加することで、恒常性の反発を小さくする。

僕らの言動には全て意志力を消費している。

何かを辞めることで、意志力を確保をし、恒常性の反発を小さくするために、今までのパターンの中に、小さい要素を追加することにより、意志力の消費も抑えることができる。

新しく何かを始めるとき、出来るか出来ないかで考えるのではなく、自分の意志力の使い方を考えていくことが、とても大事なことになると思う。

続きを明日書きます。

今回のオススメの本

コメント

タイトルとURLをコピーしました