カリッと揚がったフライドチキンいかがですか?|スタンフォードの自分を変える教室

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カリッと揚がったフライドチキンいかがですか?

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何かを新しく始めするとき、僕らは意志力というエネルギーが必要になる。

そのために、日常の生活パターンから、何かを辞めてみたり、まずは小さい何かを取り入れることで、意志力のエネルギーを意識的に有効活用していく。

しかし、情報多様化の今の社会では、自分の意志力が漏れていることが多く、気づかないうちに意志力が低下している。

その意志力が漏れる原因が”誘惑”人にはドーパミンという神経伝達物質があり、ドーパミンは脳が快楽を予感すると分泌され、頭の中がその欲求でいっぱいになり、欲求に流されてしまう。

人は快楽を予感すると、欲求が涌き起こり、欲求に流されていく。

例えば、ダイエットしている人が、おいしそうなフライドチキンをテレビで見ると、カリッと揚がったフライドチキンとそれを食べたらジュワっとジューシーな肉汁が広がるイメージを頭の中でしてしまい、あれを食べたら、さぞかし美味しいだろうという快楽を予感し食べたい欲求が涌き起こり、結果的には食べてしまう。

ビジネス的に、テレビCMなどは商品を購入してもらうために、相手のドーパミンを誘惑するように、考えられて作られている。

せっかく、ダイエットをしようと思っても、外側の誘惑に流されてしまう。

これは、個人の意志力が低いという問題ではなく、人の仕組みとして備わっているものであり、CMは人の仕組みを上手く活用しているだけ。

大切なのは、まずは自分の仕組みを知りそれから、相手の戦略を知り、そこから自分の対応策を作ること。

続きを明日書きます。

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