イライラは自分の心の中にある|人を動かす|人を説得する12原則編

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★おだやかに話す

イライラは自分の心の中にある

人を動かす_人を説得する12原則
人とコミュケーションを交わすとき、相手と意見が折り合わなかったり、相手が思い通りにならなかったときなど、その相手の言動を見て、ついつい、イライラとしてしまい、自分の話すスピードが速くり、語尾の口調がきつい言い回しになり、最後はお互いに意見の押し付け合って、感情と感情のぶつけ合いに発展していく。

では、なぜ人は相手に対して、イラとするのだろうか?それは、何かに対して無意識で期待をしているから。

例えば、これだけ説明すれば自分の意見をわかってくれるはず。

細かく指示をしたから、言うとおりに動いてくれずはず。

などなど、相手に対して何らかの期待をしていて、その期待が裏切られたときに、イラとしてしまう。

そう考えると、イラは相手にあるのではなく自分自身の心の中にある。

イライラの語源は、草木の刺(とげ)の事を”イラ”といい、その刺が重なり合うことをイライラという。

自分のイラは心に生える刺のようなもの。

そのイラを相手にぶつけるから、相手の心にも刺がささり、相手にも”イラ”が芽生え、刺の差し合いになっていく。

イラは感情と共に伝わっていくもの。

だから、自分がイラと感じた時こそ、イラとした自分の感情を認めたうえで、あえて、おだやかに感じた思いを伝えることで、相手には”イラ”が芽生えなくなる。

感情的なり一方的に伝えるのではなく、おだやかに思いを共感していくこと。

これが大切なことだと思う。

相手を変えようとするのではなく、自分の振るまい方から変えていこう。

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