昨日の記事の続き、
ランチをしながら友人の悩みを聴いていたとき、
彼は自分は失敗ばかりで自分に自信がもてないと言っていた。
これも昔の自分のそっくりな考え方。
自分も今までいろいろな失敗をしてきた、
そして人生最大の失敗がうつ病になったということで、
つい最近まで自分は失敗した人間だと思っていた。
そして、そんな自分に自信を持つことができなかった。
以前の記事で書いたけど、
うつ病で失敗したと思っていた自分に、
父親は最後に、その事をIメッセージで感謝してくれた。
この時から自分は本当に失敗したのだろうか?と問い続け始めた。
その疑問を解決するべく色々な本を読んで失敗の定義を学んだ。
その結果、今の自分の中にある失敗の定義は以下の2つになった。
・失敗すると思って行動をしないこと。
・失敗をしたと思って行動を止めること。
この2つが本当の失敗というのではないだろうか。
これを子どもの自転車に例えるならば、
子どもが自転車に乗りたい!!という思いが
目標になり練習を始める。
だけど、最初のこぎ出しが怖くて諦めてしまったり、
また、最初のごぎ出しは出来たけど、何度か転んで、
痛い思いをして練習を諦めてしまう。
すなわち練習という行動を止めた時点で、
その子はずーっと自転車に乗ることは出来なくなり、
自転車に乗りたい!!という目標は失敗に終わる。
でも、諦めずに何度も痛い思いをして、練習を続ければ、
やがていつか自転車に乗れるようになる。
そして1度でも乗れてしまえれば、
バランスを意識しないでも自転車に乗れるようになる。
目標が達成された状態になる。
そしてもう1つ。
自転車の練習で痛い思いをして、1度は練習を諦めた。
けど、やっぱり乗りたいと思い直し、再練習を続ければ、
最初の失敗は消されて、自転車を乗るという
目標を達成できるようになる。
これは人生のどんな事でも同じではないだろうか。
目標をもち行動を続けていれば、失敗は存在しない。
もちろん、うまくいかないことも、痛みを伴うこともあるけど、
その現象から何を学び、どう改善していくのかを考えられれば、
それも目標達成への1つの大切なプロセスになる。
また、そう考えられれば、
自分の自信というものも見えてくる。
成功できない、失敗をしたから自信が持てないという考え、
でも、行動を続けていれば失敗は存在しないのだから、
実は、行動をしないから自信が持てないというだけであり、
逆に行動を続けることで自分に自信が沸いてくるのではないだろうか。
ちょっと表現が難しくなってしまいましたが、
そんなふうに感じています。
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