昨日の記事の続きになりますが、
パラダイムシフトという言葉をご存じですか?
パラダイムシフトとは、その時代で当たり前の事と
考えられた認識や思想、社会での価値観などが革命的もしくは
劇的にから変化することを言います。
最近、自分自身が先日書いた記事のような事に興味があり、
その流れでパラダイムシフトという言葉も知りました。
そして、このパラダイムシフトという言葉を知ったとき、
以前の記事に書いた、天皇人間宣言という話を思い出した。
この話は、いま70歳ぐらいの方から聞いた話だけど、
その方が小学生の時、
天皇陛下は神様という絶対の存在であり、
人間ではないと教わっていたという。
そして小学生だったおじさんは
純粋にその事を信じていたという。
そして戦争が終わりしばらく過ぎてから、
いきなり天皇自らの声で
「自分は神ではなく人間である」という
ような宣言をされたのだという。
これを聞いた時、その方は、
天皇が人間だったという事を直ぐに信じられなかったという。
それもそのはず、小さい頃から天皇は神様という教えを受け、
それが、その当時の日本の社会全体の価値観であり、
一部の上層部を除き、それが当たり前だったから。
そして、当たり前だったから誰もが疑問に思わなかった。
それが、戦争に負けたという1つのきっかけで、
当たり前が崩れ去り、いきなり現実に直面した。
その方が信じられなかったのも当然だと思う。
ある本で読んだ記憶があるのだけれど、
人類の歴史は約60年~80年周期で繰り返しているという。
今から80年前の歴史を見てみると、
世界恐慌が起きて世界全体の社会が不安定になり、
大きな戦争へと歩んでいく感じの時代。
なんとなく、今の社会情勢と似ているような感じがする。
パラダイムシフト、これからどんどん起きると思う。
ウィキリークスなんかも1つのきっかけになると思う。
このパラダイムシフトが起きたとき、
自分も含め多くの人が動揺すると思う、
そしてそんな時に、
カリスマ性やメッセージ性が強い人が登場すると、
多くの人は、その人を頼ってしまうかも知れない。
例え、その人が戦争へと最悪の方向へと導く人であっても。
80年前の世界のように。
だからこそ、思うことがある。
いまテレビとかインターネットなどで情報が錯綜している。
そんな中で、その1つ1つの情報だけで
感情的に振りまわされるのでなく、
1人1人が自分の心の中に心柱という軸を持って、
自分自身の人生を生きていく必要があると思う。
これが意識魂という考え方であり、
そして、これが出来たとき、
人類は80年前と同じ過ちを
繰り返さないでいいのかも知れない。
なんだかそんな感じがしました。
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