1999年7の月、空から恐怖の大王が降りてくる。
ノストラダムスの大予言のこの一説。
当時は、これが1999年7月に人類が滅亡するという予言であり、
その影響から、アルマゲドンという隕石が地球に衝突する危機を
回避する映画が流行った。
当時の自分はどこかで1999年7月を恐れていた。
そして、今度は2012年12月23日の
マヤ文明による人類滅亡説。
その2012年のマヤ文明説には、
もう1つの見解があって、
実は2012年の12月ではなく
2011年10月28日との説があった。
結局のところ、10月28日は無事に過ぎ去り、
これから本命の2012年12月に向け、
タイでの大洪水、世界経済の落ち込み、
色々なネガティブな要素を関連つけて、
テレビとかインターネットとかで
人類滅亡説の話が展開されていくだろう。
でも、最近思うことがある。
もしかしたら2012年12月になにかあるかもしれない。
本当に人類が滅亡してしまうかもしれない。
だけど、その事に恐怖を感じていてはいけないと思う。
もし、人類の残りがあと1年だけだとしたら、
あなたはこの1年をどう生きていたいですか?
恐怖を感じ、自暴自棄にな余生を生きていきますか?
その事を受け入れ、今まで抑えていた自分を解放して、
もっと自分らしく生きていきますか?
視点を変えて、もう1つ質問。
もし、2012年12月から新しい社会になるとしたら、
いま準備出来ることはどんなことですか?
この2012年説は人類滅亡説ではなく、
今の社会システムの崩壊という説がある。
この話を知ったとき、1つのキーワードを思いだした。
それは、石井裕之さんの「心のDNAの育て方」の本に書かれていた、
シュタイナーという哲学者の言葉。
シュタイナーの説によれば、人間の心が21世紀に
悟性魂から意識魂へシフトするという。
悟性魂(15世紀~21世紀まで)
社会や企業、外部にある権威などの期待に
応じられる人間になる。
その場合、自分の内になる声を打ち消し、
他人の尺度の中で生きている心。
意識魂(21世紀~)
外部の権威に合わせるのではなく、
ひとりひとりが自分自身の内なる根拠を見出し、
それに従って行動出来る心。
そして、すべての結果に責任を自分で負う覚悟かあれば、
すべての選択は成功である。
自分の中では2012年12月は、
この心の変化の時ではないかな~と感じている。
この1年をどう生きるかは個人の選択の自由。
ただ、人類が残り1年と思い余生を生きるよりも、
新しい社会の準備として、今を一生懸命生きた方が、
仮に2012年12月に何かあったとしても、
何もなかったとしても、後悔は残らないと思う。
その為にも、今日1日をどう生きていきますか?
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