今回のボランティアで感じた事3つ目。
それは、人々の破壊された街を復興させようとする力強さ。
僕らが石巻に入ったのは、震災から2ヶ月が過ぎた5月12日だった。
石巻の海の方へ行くと、家は崩れ、車が転がり、道路も陥没している。
僕らは、この光景と現実に何ともいえない気分だったが、
地元の方々は、
「これでもだいぶ良くなったんだよ。
震災当初は、道路がどこかわからず、車が走るもできなかった。
電気も水も来ていなかったからね。ほんと便利になったよ。」
と言っていた。
↑の写真は5月13日の朝に港の近くで撮影した写真。
とてつもなく大きなタンクが転がっていて、その下に車が数台つぶされていた。
しかし、5月16日に同じところに行ったら、
このタンクはきれいに撤去されていて普通の道路になっていた。
たぶん、1日1日 休むことなく地道な復旧活動の結果、
今のように車が普通に走れるようになったのだと思う。
石巻を走っていると復興支援で来ている車を多く見かける、
自衛隊・ガス会社・電話会社・電気会社・色々な車を見かける。
みんなが復興の為に自分の仕事に取り組んでいる。
きっと、被災した地区は10年後には
今まで以上にすばらしい街に戻っているだろう。
そう信じたい。
だけど、まだまだ人による復興活動が必要だとも感じる。
これからも継続的にボランティアや企業などが、
復興の手助けを継続的に行う必要がある。
自分もまたボランティアに行きたいと思う。
今日も1日ありがとうございます。
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