今回のボランティア活動で感じた事4つ目。
それは人生において経験したことで無駄な事はないとういう事。
今回の被災地での炊き出しボランティアを4名で行ったが、
被災地の移動しながらでの野外炊き出し活動だったため、
必要な物がすべて制限されていた。
例えば水1つにしても、活動場所によっては水道が復旧しておらず、
自衛隊から給水を受けるか、復旧している箇所で事前に給水していくか、
状況に応じて色々な判断が必要になった。
その限られた状況の中でも、
今回の炊き出しボランティアは大成功だったと思う。
その成功の要素として、4名のメンバーの人生の中での
経験をフルに活用出来たからだと思う。
今回のチームの中に、
学校の先生を辞め農家を志しているメンバーがいる。
そのメンバーが先生時代の運動会で経験したテント設営の記憶が、
今回の1日目で使用したテントの設営で大活躍。
また、私たちグループの案内看板も即席で上手に作っていた。
そのメンバーはこう言っていた。
「まさか、運動会のテント設営の経験が活かせる時がくるとは・・・」
その他にも色々な経験が今回の活動で活かせたと思う。
・限られたスペースに荷物を最大限積むこと
・地図だけで運転手に道をナビゲートすること
・荒れた路面を安定して走行すること
・風が強い中で火を着火させること
・人の動線を考えて提供レイアウトを考えること
・提供された食材を見てメニューを考えること
・限られた水の中で食事調理をすること
などなど
そう考えると、
今までの人生において経験してきたことに無駄はないと思う。
そして、失敗を恐れることなく、
自ら率先して色々な体験をしていくことが、
これからの人生でとても大切な事だと気がついた。
どんな小さい体験でも、
1つ1つその体験を真剣に大切に向き合うことで、
それが経験となり、自分の武器になるだと思う。
今日も1日ありがとうございます。
コメント