石巻での炊き出しボランティア活動中、
石巻市内では災害派遣で自衛隊を多く見かける。
僕らも炊き出しボランティア活動において、
炊き出しに必要な資材を自衛隊から提供していただく
機会があり何度かあり自衛隊の施設を訪れた。
そこにいる自衛隊員は、戦闘服姿で、一見、鬼軍曹を想像してしまうのだが、
自衛隊員はみな優しくすばらしい笑顔で私たちに対応してくれた。
水道が復旧していない地区では、自衛隊の給水車が活動していたり、
とある避難所では、自衛隊が常駐していて、
そこで簡易お風呂のサービスを展開していたり、
それらの施設にいる自衛隊員も、被災者の方々を
お客様のようにもてなし、とても親切に対応していたのが印象的だった。
こういう、大震災においては、自己完結で行動できる、
自衛隊の力がとても大きい。
しかし、1つ小さなことだが、気になることがある。
それは自衛隊の特性上、敵に見つけられないようにするため、
基本の色がすべてダークグリーンであること。
このダークグリーンの色は景色と同化してしまい、
時には自衛隊の車が見づらいような気がする。
今のこの地球では、国という枠組みがあり、
その枠組みの利権を守る為、軍隊が必要になっている。
自衛隊も当然その軍隊であり、彼らの基本は戦闘部隊である。
もし、地球から国という枠組みが外れて、
軍隊を災害対応部隊に変えることが出来たなら、
もっと人を癒す明るい色が基本になってもいいのではと思う。
今日も1日ありがとうございます。
コメント