善きエネルギーを発するために、
参考になると思う考え方 その16
”小さい1歩を信じること”
自分の目標を設定すること。
それは、とっても大切なことだけど、
その目標を達成出来るか、出来ないか、
目標の結果だけに囚われてしまうと、
目標自体を見失ってしまうときがある。
例えば、
今年は体重を80kgから10kg減の、
70kgにすると目標設定をする。
目標を設定した1週間ぐらいは
モチベーションも高いので、
朝、マラソンをしてみたり、
よく通販で販売しているような
ダイエットマシ~ンを購入してみたり、
10kg減の目標に突き進む。
しかし、
2週間ぐらいを過ぎても、
自分の頑張りに対しては
思ったより体重は落ちない。
自分の心の中では、
やっぱりムリ。
やっても時間の無駄という
悪魔の囁きが聞こえはじめ、
目標に向かった行動を辞めてしまう。
そして、また来年も同じ目標設定をしてしまう。
僕ら人間には恒常性の法則が働いている。
恒常性の法則は常に今の自分を保とうとする、
人間の防衛本能の1つ。
意識的に体重を減らそうと頑張りはじめると、
80kgの体重を保とうとする反発が無意識的に生まれる。
今の自分の何かを変えようと思うと、
心の奥底では反発作用が生まれる。
それは、あたなを変化から守るために。
心の中の反発作用と
上手く付き合っていくためには、
目標を達成できるか、できないかではなく、
目標に向けた自分の小さい1歩の行動を信じて
その行動をコツコツと繰り返すこと。
小さい1歩には大きな変化が伴わない。
大きな変化が伴わないから、
意識的にもっと大きな変化を求めたくなる。
しかし、大きな変化が伴わないから、
無意識的の変化の反発作用を抑えることもできる。
大きな変化を求めて急激に行動をすると、
変化の反発作用のエネルギーも高まり、
結局、元の状態に引き戻らされる。
もしくは、大きな変化の分だけ、
何らかの副作用がうまれる。
これが自然界の仕組み。
ムリをして大きな1歩を歩むより、
小さな1歩をコツコツと歩むこと、
1週間後の結果を求めるより、
1年後の結果を信じることが大切だと思う。
今日できる小さい1歩はどんなことですか?
ファームカウンセリング 空
自然の中でカウンセリングしています。
ファームカウンセリング空のホームページ
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