「ひらめき」を大切に|知的生産の技術

エッセー・随筆

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「ひらめき」を大切に

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ニュートンは、木から落ちるリンゴを見て、万有引力を発見した。

この話の大切なところは、自然界の小さな事象からでも、大きなヒントを得られるというところにあると思う。

木から落ちるリンゴはきっと誰もが見てきたあたりまえの光景にすぎない。

しかし、ニュートンは、そのあたりまえの光景をみて、大きなことをひらめいた。

この違いはどこにあるのか。

きっと、ニュートンは、地球の力学について意識と問いを持ち続けていたからだとだと思う。

僕らの日常のなかでも、そうか!そうなんだ!こうすればいいんだ!など、ちょっとしたひらめきは起きている。

でも、ちょっとしたことだから、直ぐに忘れ去ってしまう。

木から落ちるリンゴをみて、ニュートンだけが気づいたように、自分のなかのちょっとしたひらめきは、実はちょっとしたことではなく、自分自身が意識と問いを持った結果だったりする。

ここで質問です。

いま、あなたの周りに赤色はどれくらいありますか?

どうですか、赤色見つかりましたか?

ひらめきやアイディアは、いきなりビビッと舞い降りてくるものではなく、どこかで自分が意識と問いをもった結果、ひらめいたこと。

だからこそ、その一瞬のひらめきを、を忘れてしまうまえに、紙に書き出していくこと。

そして、紙に書き出したら、そのことは一旦忘れてしまうこと。

その後、紙に書き出された、ちょっとしたひらめきは熟成されて、知的生産の原材料となり、また、未来へのヒントへとつながっていくものになると思う。

ちょっとしたひらめきは、あなただけの大切なひらめき。

人生が変わるような大きいひらめきを求めるより、日常がちょっと変わるぐらいの小さいひらめきを積み上げていこう。

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