工場見学が人気の理由|情報論ノート

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工場見学が人気の理由

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いま工場見学が出来る場所が増え、テレビなどでも、工場の中で、製品の製造工程を紹介している。

それは、製造工程に興味を持つ人が増えているということ。

これはどうしてでしょうか?工業産業時代は、結果を追い求めてきた時代。

自分を満たすものはかたち物であり、それを集めて満足をしようとした時代。

形ある物を追い求めて、形ある物だけが価値であり、形になるまでのプロセスが問われなかった時代。

がしかし、自分の周りにかたちある物が溢れてきたときに、どうもそれだけでは、価値を感じられず、満たされないことに気づき始めた。

それと同時に、情報化へのシフト。

本来、内部機密のかたまりの工場を、オープンにして製造工程(プロセス)も商品の価値(情報)として展示をされるようになった。

例えば、コンビニでチョコを買うとき、商品という形だけ知っているA社の100円チョコと製造工程も見たことがあるB社の120円チョコでは、きっとB社のチョコを買うと思う。

情報化が進につれて、今まで見えてこなかったプロセスが見えるようになり、人々もまた、プロセス+形あるう物で価値を感じるようになりつつあると思う。

物が溢れて価格競争となり、形ある物の価値を下げるよりも、プロセスという価値を付け加えるが、情報化社会の価値のありかただと思います。

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