昨日の記事の続き。
行動を続けていれば失敗は存在しないという考え。
自分はいまそう思っているけど、
でも、実際には行動するというのが難しかったりする。
そして、行動を止めたしまった場合は再始動が大変になる。
自分は、うつ病のとき完全に行動が停止した。
ただただ、寝ているか後悔をしているかの毎日だった。
そして、自分以外の家族は日々の行動を続けているから、
毎朝、家族達が出かけて、家に1人ポツンと残されると、
それもまた、行動出来ない自分を責める理由になったりしていた。
あのときは完全にフリーズ状態だったと今は思う。
だから、石井裕之さんの本に書いてあった、
人は変化を嫌い、安全に生きていきたいが故に、
潜在意識には現状維持プログラムというものがあって、
今の自分を維持しようとうする力が存在していること。
病気ならば病気の自分を維持しようとしていること。
この本を読んだときに、
自分がフリーズしている状況が理解できた。
結局、自分はフリーズしている自分を、
自分から選択していて、そこから抜け出すには、
人に助けてもらうのではなく、
自分から行動をしなければならないのだと思った。
でも、変化が怖くて行動がなかなか出来なかった。
なので、とりあえず行動の本を読んで見ようと思い、
いろいろな本を読んでみた。
まず、行動にはエネルギー必要という考え方。
スペースシャトルが宇宙に向けて飛び立とうとするとき、
宇宙に行くまでのエネルギーを100としたならば、
シャトルがランチャーから外れ宙に浮くまでに、
80のエネルギーを消費しているということ。
そして、人の行動のエネルギーも一緒ということ。
また、人の脳にはやる気スイッチというものがあり、
そのスイッチはウォームアップをしてからでないと、
スイッチはONにならず、直ぐにはやる気が出ないこと。
最初の行動に大きいエネルギーが必要なのに、
やる気スイッチは直ぐにONにならない。
そして、潜在意識は現状を維持したいと思っている。
実は、この3つのギャップが行動を諦めたり、
行動を直ぐに止めてしまう理由になるのだと思った。
それではどうすればいいのか。
それは、いきなり大きい1歩を歩もうと思うのではなく、
小さい1歩をコツコツ歩んでいくこと。
小さい目標を設定して、その目標の達成体験を積み上げていくこと。
そして、まずはそれで十分なのだと思うこと。
この小さい行動を繰り返し続ければ、
行動が行動をよび、自分の周りに徐々に変化が起きてくる。
これが、行動するために必要な知識だと思う。
このブログを例えてみると、
最初、ブログを始めようかな?と思ったとき、
どうせたいして書くことなんてないし、誰も見てくれないと思った。
そんな思いから、数ヶ月間はブログを始めようとはしなかった。
でも、上記の行動のことを理解したときに、
とりあえず1週間ブログを継続してみようという目標を立てた。
それから、なんだかんだいって、
こうやって毎日ブログを書いていたりする。
そして、それが日課になるとブログを書かないことが、
気持ち悪いという感じにもなっていたりする。
恐怖や不安、出来ない理由付けをして自分が行動を出来ないときは、
もしかしたら、大きい1歩を歩もうとしているのかも知れない。
そんなときは今の自分に出来る小さい行動から
始めてみればいいのだと思う。
そんな感じがいましています。
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