今年も寒い季節がやってきた。
そして、今年も我が家の風物詩の
妻と子どもの”扉閉めなさい”が始まった。
マンション住まいの我が家。
部屋は南北にあり、
あたたかい南側がリビング。
さむい北側が子どものおもちゃ部屋といった感じ。
それらの部屋をつなぐ南北に延びる廊下。
その間に1枚の扉がある。
これが問題になる扉。
夏は風をとおすため常に開けてあるのだけど、
冬は、この扉を閉めないと、
北側から冷たい空気がリビングに流れてくる。
特に寒がりな妻は常に扉をしめておきたいらしい。
元気な子どもたちは、あまり寒さを感じないのか、
子ども部屋からリビングに来るときに、
その問題の扉を開けるけど扉を閉めない事が多い。
たまに自分も扉を閉め忘れる。
そして、その都度、妻から
”扉閉めなさい!!”と注意される。
まあ、開けた扉を閉めること。
それは躾として、
妻の言うことが正しいのだけど、
子どもたちも、何回も注意されるのも、
どうかな~と思ったので、
家族でブレーンストーミングで
この問題について話し合ってみた。
問い:どうしたら、この扉の問題を解決できるかな?
妻:開けた扉を閉めればいい。
長男:扉自体をを外せばいい。
次男:自動ドアにすればいい。
他にも何点か意見が出たのだけど、
妻と長男は意見が完全に対立していて、
次男の自動ドアという意見を採用して、
次の問い:この扉をどうしたら自動ドアに出来るかな?
妻:そんな事出来ないと思う
次男:バスみたいに折りたためる扉にする
長男:長いゴムを使って、
扉を開けるときにゴムを引っ張って、
ゴムの戻る力で扉を閉めればいい。
そもそも妻は開けた扉を閉めるが前提なので、
あまり考えていない感じ、
次男のアイディアは予算がかかりすぎ、
なので、長男のアイディアを採用して、
後は扉周辺で構造を観察して、
長男の意見を実現できるか調べてみた。
それで、出来たのが、この自動ドア
問題の扉の左側にある扉に凸があり、
そこにゴムバンドを結び、もう片方を問題の扉のヒンジに結べば、
扉を開けた時に、ゴムバンドを引っ張れることが解った。
それから、子どもたちと近くのホームセンターに行き、
丁度良いゴムバンドを探して購入した。
その時、長男がカラビナも一緒に買いたいと言ってきた。
理由を聞くと、ゴムバンドだけで扉を結んでしまうと、
朝とか掃除の時とかに必ず扉が閉まってしまうと大変だから、
片方はカラビナを付けて外せるようにしたいとのことだった。
なるほど~
この自動ドアにしてから”扉をしめなさい!!”を聞かなくなった。
ほんと小さい問題だけど、子どもたちと意見を出し合い、
一緒に問題を解決することで、
問題を楽しい事に変換できのだな~と感じた。
でも、この扉、1つも問題というかメリットがある。
それは、扉を開けるときに一緒に筋肉も鍛えられること。。。
開けるときにゴムを引っ張るので、
扉が少し重かったりします。。。
コメント
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仁井です、お久しぶりです。
素晴らしいアイデアですね。みんなで考えて、だれも不満を残さない解決法を、子供と一緒に考える!私も自分に子供が出来たら積極的に実践してみたいです(笑)
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>けんさん
仁井さんコメントありがとう。
家族が出来たらぜひぜひ実践しみてくださいね。(^O^)/
いろいろ勉強している仁井さんなら、
どんなことも楽しみに変えられると思うよ。