昨日の記事の、
500円で作る自動ドアの時もそうだったけど、
最近は子どもの意見を聞くことがとても楽しく感じる。
今回、家族で初めてブレインストーミングをやってみた。
このブレインストーミング(以下ブレスト)を、
以前仕事でもやってみた事があるけど、
自由奔放に意見を出すということが、
なかなか上手くいかなかった。
だから、家族とブレストを
やってもどうかな~と思っていたのだけど、
このブレストは子どもにとってはかなり楽しいらしい。
どのようにすればこの扉の問題を解決できるか?という問いに対しても、
どんな意見も受け入れられるという環境からか、
どんどん答えが出てくる。
扉を外せばいい、
ママが我慢すればいい、
ママが厚着をすればいい、
ママが注意する前に自分で扉を閉めればいい、
ママの注意の仕方をやさしくすればいい
扉が開いているときに鳴るブザーをつければいい、
・・・
色々な意見が出てくる中で、
特に長男は、ママがどうにかして
ほしいという内容の意見が多かった。
この時、妻はムッとした感じはしていたけど、
約束通り全ての意見を受け入れていく。
そんな中で、次男が言った自動ドアにするという意見。
これを採用しようと言ったときに、
6歳の次男がとてもうれしそうだった。
家族でブレストを行って感じたことがある。
それは、
子どもは子どもなりの視点できちんと意見をもっている。
子どもは子どもであって子どもではなく、
1人の人間という存在だということ。
子どもたちが生まれてから、
毎日時間を共にする子どもたち。
親と子、生きている年数が当然違うのだから、
親の方が色々な知識を持っている。
だから、親は時に勘違いをしてしまう。
躾・常識・教育・社会性などいろんな知識を、
時に、子に対して押しつけてしまうことがある。
今までの自分もそうだった。
これが社会の常識だからという観点で、
子の意見を聞かず押しつけること。
子も素直だからその意見を受け入れるが、
子の心の奥底にある子ども自身の言葉を封印してしまう。
うちの長男は自分の意見を言うことが結構苦手だと思う。
自分の意見を言おうとすると、どうしても照れてしまう。
それが彼の性格だと思うのだけど、
彼が小さいときに、親が彼の言葉を
封印させてきてしまったかもしれない
と思うことがある。
だからこそ、
最近は”~しなさい!!”から、
子の意見を引き出すような問いかけに変え、
子の意見をどんどん取り入れている。
そうすることで、子から意外な意見が出てくる。
前回の記事のカラビナにしたって、
長男の頭の中で、自動ドアの構造のイメージがあったからこそ、
出てきたアイディアだったと思う。
その意見を採用して、実際に上手くカラビナが機能したとき、
長男は「やったー」という感じだった。
親は親、子は子、親子の関係だけど、
そもそもは人間として1人1人の関係性。
メンタルで離別感を教わったときから、
子どもたちに対しても1人の人間として
接するように心がけています。
そして、離別感で子どもと接することが出来たときから、
子どもの意見を聞く事が楽しく感じるようになったように思う。
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