にわとりの体の力が
ふっと抜けたあと、
動物が物に変わったとき。
クビからは血が滴る。
つい、数分まで、
必至で生きようとしていたのに、
僕が頸動脈を切り、
僕の抑える手のなかで、
命を絶たれ動かなくなった。
自分の手で殺したのだ。
ほんとうは１５年生きられるのに、
人の都合により２年で
１つの命をまっとうした。
鶏の血ができったところで、
数分だけ釜ゆでをして、
鶏の毛穴を広げてから、
鶏の毛をむしり、
足の爪を剥がし、
首をおとす。
そこから、
部位毎にさばいていく。
羽を外せば 手羽元
足を外せば もも肉
胸をひらけば むね肉
その奥にあるのが ささみ
心臓の近くにあるのが レバー
ここでようやく
スーパーで見かけるふつうの鶏肉なる。
この後、
自分で殺した鶏の肉を
自分で食べました。
その時に感じたこと、
続きを明日書きます。
「いただきます」しっていますか？
ファームカウンセリング 空
自然の中でカウンセリングしています。
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