雑木林の管理作業で、
かなりの数の竹を伐採している。
10mぐらいある竹は、
伐採するとかなり大きな物体になる。
伐採したまま放置をする事もできないので、
竹の葉っぱを落とし、
幹を3mぐらいに分断する。
そして、今度は幹と葉を資源として活用をする。
分断した竹の幹は、
半分ぐらいはは土の上に置いて、
微生物により分解させて土に返す。
半分ぐらいは、焼却して竹炭を作る。
その炭は、殺菌効果があるので鶏舎にまく。
そして、竹の葉っぱはひつじの大好物なので、
えさの代わりにする。
ここのオーナーが言うには、
「自然のものは自然に帰る」という。
自然の物は全て循環するように出来ている。
微生物により分解され土になったり、
葉のように他の生命のエネルギーになる。
でも、僕ら人間の社会では、
自然に帰ることが出来るような、
生活をしているいるだろうか。
ビニール製品、プラスチックは、
微生物が分解する事が出来ない為に
自然界にそのまま残り続ける。
自然に帰ることが自然の仕組みであるならば、
僕らの社会のその仕組みを前提として、
生活をしていく必要があるのだと思う。
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