「いただきます」しっていますか?・・22

人は命あるものしか食べない。

本来、15年生き続けられる鶏肉、

自らの子孫を残すべく実をつけた植物を

野菜と称して食べている。

では、なぜ人は命があるもの、

命が継続されるものしか食べないのだろうか?

熱力学のなかで、

エントロピーの法則という考え方がある。

エントロピーの法則を一言で言うならば、

自然界のすべては1つの集合体から

散っていく流れにあるという考えかた。

そして、宇宙の物体は素粒子という

ちいさいちいさい粒の集合体でできている。

例えば、春の新緑の”葉っぱ”

という素粒子の集合体は、

秋には枯れ葉となり大地に落ち、

やがて土へと散っていく。

自然界のすべてのものは、

やがて散る定めにある。

これは人間も一緒のこと。

人間の体も素粒子の集合体。

だから、水や食料など、

外部からのエネルギーを

補給しなければ、

数ヶ月で散っていくもの。

生きるとは、エントロピーの法則に反して、

自らの命と体の集合体を保ち続けることであり、

食べるとは、自らの集合体を保ち続けるために、

外部からのエネルギーを補給すること。

そして、その外部エネルギーは、

本来、別の命が継続されるべきものでないと、

僕らのエネルギーにはならないということ。

鶏肉であれば、にわとりが

15年分の生きるエネルギー、

野菜であれば、植物が、

自らの子孫を残すべく蓄えたエネルギー

そのエネルギーを僕らは1食として食べている。

今日の自らの命を継続させるために。

人は食べたいから食べるのではなく、

自らの命と集合体を保つために食べている。

そして、人が”おいしい”と感じる感覚は、

命が食べて生き続けるために備わった、

本能なのだと思う。

続きを明日書きます。

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