人が生きることとは、
エントロピーの法則に反して、
自らの命と体の素粒子の集合体を保ち続けることであり、
食べることとは、
自らの素粒子の集合体を保ち続けるために、
外部からのエネルギーを補給すること。
そして、その外部エネルギーは、
本来、別の命が継続されるべきものでないと、
僕らのエネルギーにはならないということ。
では、なぜ、
別の命が継続されるものでないと、
僕らのエネルギーにならいのか?
その答えが、
熱力学のもう1つの法則にあると思う。
その法則は、エネルギー保存の法則。
この法則を一言で説明するならば、
“閉じられた空間でのエネルギー 量は一定に保たれる”
ということ。
まず、閉じられた空間を、
地球という大きなものと仮定する。
そうすると、地球の中でのエネルギー量は
一定に保たれているということになる。
そのうえで、地球上にある、
鉱物・植物・動物には、
エネルギーが存在していると考える。
その中で、植物、動物は
外からエネルギーを補う必要がある。
植物であれば太陽のエネルギー
動物であれば生命エネルギーを。
人間以外の動物達、
草食動物は草というエネルギーを食べ、
肉食動物は、その草食動物達の肉を食べ、
自らの命を継続させている。
この考え方で人が食べることを
数値化して例えるならば、
本来15年生きるはずだった鶏肉の
生命エネルギーを150。
本来、子孫を残すための栄養素の大根の
生命エネルギーを50と仮定する。
そして、鶏肉と大根を煮た料理を食べたとすると、
生命エネルギーの合計200が僕らの体の中に移り、
今日の自分の命の継続のための
生命エネルギーへと変換されている。
また、僕らが食べて生命エネルギーが0になったものが、
小便や大便として外に排出されていく。
人が食べる意味は、
生命エネルギーを補給することにある。
そして、人は問われていると思う、
ほかの命から得た生命エネルギーを
あなたはどう使っていくのか?
ということを。
いただきますしっていますか?
続きを明日書きます。
余談ですが、
昔の畑には肥溜めがあった。
肥溜めは人間の排出物、
生命エネルギーが0のものを
微生物により発酵させてから、
植物の栄養素として還元をする仕組み。
昔の人はエネルギー循環の
知恵を知っていたのだと思う。
ファームカウンセリング 空
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