“閉じられた空間でのエネルギー 量は一定に保たれる”
エネルギー保存の法則。
地球という閉じられた空間で
生命の食物連鎖を考えていくと、
植物は太陽のエネルギーを受け育ち、
一部の動物は、その植物を食べ育ち、
また、一部の動物は他の動物を食べ育ち、
最後、人間は植物と動物を食べて生きている。
すべての生命を1つの
生命エネルギーと仮定すると、
食物連鎖での生命エネルギーの流れの終点は、
人間に集約されていると思う。
では、どうして、
人間に生命エネルギーが集約されるのだろうか。
人間の日々の生活で消費されるエネルギー
エントロピーの法則に反して集合体を保つエネルギー、
それ以外にも、人に生命エネルギーが
集約される意味があるのではないだろうか。
そんな事を考えていたとき、
哲学者 ルドルフ・シュタイナーの言葉を思い出した。
「人間が発するエネルギーの中で、
宇宙が受容するエネルギーがある。
それは、愛・美しさ、徳と善の行動から
発せられるエネルギーである。」
このシュタイナーの言葉を基に、
まず、人の行動、思考、感情など、
全ては人から発せられるエネルギーと仮定して、
この地球上の生命体のなかで、
人間だけが前頭葉という脳機能をもち、
考えること、想像すること、
感じること、人を想うことなど、
エネルギーを発せられる存在だと考えると、
食物連鎖の生命エネルギーは人間に集約され、
人間はそのエネルギーを受け、
宇宙に受容されるエネルギーを発する、
エネルギー変換装置みたいな
存在になるのではないだろうか。
エネルギー保存の法則の
“閉じられた空間”を
宇宙空間と広げて考えて、
人が発するエネルギーを宇宙が受容して、
宇宙はそのエネルギーを
また、太陽などの宇宙エネルギーに
循環しているものとするならば、
僕らの日々の思考がとても
大切なものになると思う。
シュタイナーはこうも言っている。
「宇宙には受容しないエネルギーがある。
それは、怨みなどの見にくい感情、
悪きしき行動がうまれる負のエネルギーであり、
それらの受容されない負のエネルギーは、
地球上に帰っていくと」
地球上に帰ってきた負のエネルギーは、
エネルギー循環されることもなく、
ただ、地球上に漂うことになり、
それは重い空気になっていく。
だいぶ、話しがそれてきましたが、
僕らが食べる意味の1つに、
宇宙が受容するエネルギーを
作り出すものだとすると、
「いただきます」に込める想いが
追加されるのだと思う。
いただきますしっていますか?
続きを明日書きます。
ファームカウンセリング 空
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