キャベツを野菜として見ると、
葉っぱをまき丸く玉に
なったものがゴールだけど、
キャベツを植物として見たとき、
キャベツが葉っぱをまき、
丸く玉になるのは、
キャベツの中心にある芽を
寒さと乾燥から守るため動き。
キャベツは冬をしのぎ春になると、
その芽は葉っぱを突き破り
表に出てきて黄色い花を咲かす。
そして、最後に種を実らせ、
次の命へとバトンを渡す。
キャベツはキャベツになるために、
葉っぱをまいているのではなく、
自らの命を継続させるために、
葉っぱをまいている。
大根も、大根の白い実(根)は、
春になり芽を出し花を咲かし、
次の命への種を残す為の栄養素。
僕らが野菜として食べるために
収穫している植物の多くが、
次への命のバトンを渡す前が
適期のタイミングであり、
僕らが”おいしい”と感じるとき。
野菜を人に例えるなら、
いままで一生懸命勉強して仕事して、
さあこれから結婚して子どもを育てよう、
というタイミングで命を絶たれるようなもの。
動物がかわいそうだから肉を食べない。
その考えもいいと思うが、
野菜という植物も
人により命を絶たれている。
大事なことは、
何を食べるか・食べないか
という事ではなく、
どんな食べ物にも他の命が
存在していたことに気づき
自分が今日食べるものに、
そして、食べられることに、
感謝をしていくことだと思う。
「いただきます」しっていますか?
続きを明日書きます。
ファームカウンセリング 空
自然の中でカウンセリングしています。
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