人はなぜ悩むのか?|道は開ける

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人はなぜ悩むのか?

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いまの職場のファームには、多くの冬野菜が育ち、毎日、卵を産むにわとりがいて、のんびりと暮らすひつじがいます。

あるとき考えてみました。

なぜ、野菜やにわとり・ひつじは悩まないのだろうかと。

ため息ついているにわとりを見たことがない過去に後悔しているひつじを見たこともない人生に挫折して折れている大根もみたことがない。

人間と同じく生きものなのに、なぜ、彼らは悩まないのだろう。

なぜだと思いますか?きっと彼らが悩まない理由人間との違いは大きく2つの理由があるのだと思います。

まず、ひとつめが時間という概念。

人間には時間という概念があり過去・今・未来と想像をする能力を持ち合わせている。

実際に人が悩みを抱えるとき、それはいまここの悩みではなく、過ぎ去った過去、まだ見ぬ未来のことが多いです。

彼らには時間という概念がありません。

つねにどんなときでもいまに生きているから、悩まなくてもいいのかもしれません。

そして、もうひとつの理由が、あるがままの自分であるということ。

にわとりは白鳥になろうと思っていない。

ひつじは牛になろうと思っていない。

大根がごぼうになろうと思っていない。

彼らは常に自分であり続ける。

自分と何かを比べることも争うことも妬むこともせずに、常に自然体の自分であり続けている。

では、人間はどうでしょうか?自分の欠点とか劣等感とか、誰かと競ったり、地位があったり、もっと幸せになりたいとか、どこかで、今の自分がダメであり、どこかで違う自分を目指していたり、不自然な自分でいるのではないでしょうか。

人はなぜ悩むのか?それは、時間という概念で物事を考えた結果、いまここをおろそかにしてしまい、自分でない自分になろうとしているからかもしれません。

今を受け入れるということは、いまこの時を大切にして、いまのありのままの自分にOKだよと言える自分の状態のこと。

時には彼らにまねてあるがままの自分といまを受け入れていきましょう。

続きを明日書きます。

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