やじろべえ｜自分をえらんで生まれてきたよ

　人生はやじろべえ
　
　片方の手には、
　
　不幸や苦しさの重り。
　
　もう片方の手には、
　
　幸せや楽しさの重り。
　
　２つの重りのバランスを
　
　とりながら生きている。
　
　
　僕らはどうしても、
　
　幸せや楽しさだけを求めてしまう。
　
　でも、バランスを保つためには、
　
　不幸や苦しみの重りも必要なもの。

　
　大切なことは、
　
　不幸も苦しみも、
　
　バランスをとるために
　
　その後の幸せや
　
　楽しさを感じるために
　
　必要な要素ということを
　
　受け入れること。

　
　人生はやじろべえ。
　
　時には不幸や苦しみに傾き、
　
　時には幸せや楽しさに傾く。
　
　そして、やじろべえは
　　
　片方に傾いた分だけ、
　
　もう片方にも傾くもの。