今回のキーワード
★チャレンジ
チャレンジする意味
最近、職場のファームで大人にも子どもにも農業体験をしてもらう機会を増やしている。
その、野菜の収穫体験のとき、大人と子ども違いをとても感じる。
例えば、土深くに伸びた ごぼう をどうぞ自由に収穫してくださいとと大人にスコップを渡すと、大人はどうやって収穫するのですか?と必ず方法論を聞いてくる。
でも、子どもにスコップを渡すと、すぐにごぼうの周りを掘り始める。
収穫が難しい野菜ほど、大人と子どもに顕著な差が生まれる。
自由にやっていいと言われると、なぜか、大人は不自由になり、子どもはもっと自由になる。
大人と子どもの差はどこにあるのだろうか?きっと、子どもはやったことがないから、チャレンジしてみたいという気持ちになり、大人はやったことがないことだから、チャレンジすること失敗することを恐れてしまう。
でも、確実に出来ること、もしくは確実に出来る方法論を聞いてからやったとしても、そこに達成感や新たな意味は生まれない。
収穫が簡単なカブを収穫してもらうより、収穫が難しいごぼうを収穫してもらうほうが、遙かに達成感を感じやすく、収穫体験に大事な意味がついてくる。
意味があることにチャレンジするのではなく、意味があるかどうかわからないからチャレンジをして、自分なり意味を見つけること。
泥んこになって真剣にチャレンジする子ども達の姿をみていると、大人の僕はいつも考えさせられます。
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