今回のキーワード
★小さい貢献
小さな小さな無私の貢献
人生を楽しむには、人生に充足感が必要であり、人生に充足感を得るには、誠実で無私な貢献をすること。
でも、この無私の貢献が難しい。
何かをついつい期待してしまう。
だから、無私の貢献は、小さな小さな貢献で十分。
僕が自分でも実践をして、子どもにも教えている、無私の貢献がある。
それが、トイレのスリッパ。
男性トイレでスリッパに履き替えるところは、大体が脱ぎっぱなしの状態になっている。
だから、自分がスリッパを使ったときは、スリッパを揃えてでるようにしている。
そして、子どもにもスリッパを揃えるよう話をしたところ、子どもは、こう聞いてきた。
『みんな脱ぎっぱなしなのに、どうして僕たちが揃えなければいけないの?』
確かに、子どもの言うこともわかる。
いつも行くような施設で、自分たちが毎回スリッパを揃えても、次には、やっぱり脱ぎっぱなしになっている。
だから、自分たちだけがスリッパを揃えることに、無駄と感じてしまう。
だけど、無駄と感じる背景には、次からは変わっているかも期待感が存在していて、無私の貢献にはならない。
変化を期待をするから、変わらない現実に無駄だと思う。
だから、無私の貢献は期待しない程度の小さな小さなことをする。
自分が少し面倒だと感じることを、自分がすることで、誰かが少し楽になれれば、貢献をしたことになる。
トイレのスリッパを揃えてあれば、自分もスリッパを履きやすい。
だから、それを人にも貢献していく。
とっても小さな小さな貢献だけど、多くの人が小さな小さな無私の貢献をしていければ、やがてそれは、大きな貢献と変化になるのだと思う。
コメント