植物の存在意義|内面への旅

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アトランティスからの置き土産

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農業の仕事をするようになってから疑問に思ったことがあった。

それは、どうして植物は、こんなに数多くの種を実につけるのだろうか?ということ。

人間であれば、自らの子孫を産む数が多くても4人~5人。

犬・猫などの、他の動物もきっと同じぐらいだろう。

しかし、植物や魚の種や卵は、数え切れないぐらいの実につける。

例えば、収穫間近のお米だって、あの1粒1粒が全て種であり、土に蒔けば、また春に芽を出すであろう。

発芽までの自然淘汰があるとしても、数え切れないぐらいの種が、もし、一斉に芽を出したとしたら、その地の栄養の奪い合いになり、結局、全滅になってしまうのではないだろうか。

そう考えると、植物は自らが生み出す全ての命を次世代に継続させることが目的ではなく、他に目的があるのではないかと。

シュタイナーは言う。

植物が存在する目的は、他の生命体へエネルギーを与えることにある。

植物は他の生命体へエネルギーを与える事が地球上での存在意義であり、その目的達成が喜びである。

そして、植物が他の生命体へエネルギーを与えることが目的であれば、与えられる方の動物や人間も、植物を食べていく意味がある。

この宇宙はすべてバランスよく設計されている。

そのバランスを崩しているのが、ほんと人間だけなのだと思います。

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