フォトリーディング38冊目
【タイトル】
人の心が手に取るように見えてくる
【著者】
出口 光
【本を読む目的】
四魂の窓とは?
四魂の対立関係とは?
【感想】
人の心はコロコロと状況に応じて変わるもの。
でもその中にどんな状況でも不動でいる魂がある。
この魂がその人の人格を形成しているという。
そして、この魂には大きく分けて4つのタイプがある。
①行動的な勇の人
②平和や調和を求める親の人
③相手と深く関わる愛の人
④生きる真理を求める智の人
この勇・親・愛・智の4区分が人の心の本質になる。
きっと、自分は親グループになる感じかな。
この魂の4区分を四魂の窓といい、
人の価値観はこの四魂がベースになっているという。
たとえば親の人の価値観は、
・平和と調和が基本
・人の役に立ちたい
・自分の役割をもとめる など
確かに自分の価値観は親ベースになっているものが多かった。
そして、おもしろいのが四魂の考えで人の価値観を見ると、
勇と親,愛と智の価値観が対立関係になる。
たとえば、平和と調和をもとめる親の人のチームに、
行動的で変化を求める勇の人が入ってくると、
親の人からみれば勇の人は和を乱す人に見えてくる。
これが価値観の対立に発展するのかなと感じた。
この考え方で大切なことは、
そもそも人の価値観は違うのがあたりまえということ。
人はどうしても自分の価値観を相手に押しつけてしまう。
だけど、当然、相手も価値観を持っているから、
最終的に価値観同士のぶつかり合いになる。
でも、そもそも人の価値観が違うと思えれば、
相手に自分の価値観を押しつけることはしなくなると思う。
自分は自分の価値観、相手は相手の価値観、
お互いがその事を理解したうえで、どう歩み寄れるのか、
それを理解できれば、人の対立は少なくなると思う。
たとえば、親の自分のところに、勇の人がやってきても、
あ~この人は勇の人だから行動的で変化を求めることは、
まあ、しょうがないのかな~という感じで。
そんな事を感じました。
人の心の四魂をわかりやすく説明してくれる1冊です。
人の心が手に取るように見えてくる/出口 光
¥1,365
Amazon.co.jp
コメント