子どもに暗示をかけてみたら

フォトリーディング17冊目

【タイトル】

 いつのまにか心を操縦する技術

【著者】

 前田 大輔
 
【本を読む目的】
 
 NLPとは?
 
 暗示とは?
  
【感想】
 
 みなさん、暗示という言葉にどんな事を感じますか?
 
 自分は正直、ちょっと怪しい感じだと思っていた。
 
 暗示とは、相手に気づかせないよう、こちらの意図を伝えること。
 
 催眠とは、暗示を伝えやすくするため、相手をリラックスへと導くこと。
 
 なるほど勉強になる。
 
 この本を読んで、子どもにかけた暗示を思い出した。
 
 それは次男が3歳ぐらいの頃、
 
 食事のとき、まだ箸が上手に使うことができず、
 
 洋服を汚したりごはんをポロポロと床に落としていた。
 
 それを見かねた妻は、前掛けを着けさせたく、
 
 妻 「前掛けを着けて!!」
 
 次男「そんなの着けたくない!!」
 
 妻 「お洋服が汚れるかな着けなさい!!」
 
 という感じのバトルが毎朝起きて、渋々子どもは前掛けを着けていた。
 
 でも渋々着けているものだから子どもはご機嫌ななめになっていた。
 
 
 そこで、妻に前掛けを2つ準備して方法を変えるように提案してみた。
 
 
 妻 「こっちのかっこいい前掛けと、普通の前掛けどっちを着けたい?」
 
 次男「かっこいい前掛けを着けたい」
 
 
 と、自ら機嫌良く前掛けを着けるようになった。
 

 これは前提を変える暗示の一種。
 
 子どもに、いきなり「前掛けを着けなさい」と指示をするのでなく、
 
 「どちらの前掛けを着けたいか?」という質問をすることで、
 
 前掛けをつける事を前提としてしまう。
 
 子どもは、その前提に気づかず、

 自らかっこいい前掛けを選択したものだから、
 
 その前掛けを着ける行動を自分自身からとる。
 
 
 子育ての中では、どうしても親が命令をして
 
 子どもを動かしてしまう事が多いが、
  
 いかに子ども自身から動くようにするか?を
 
 考えてみることも、また楽しいと思う。
 
 
 そうそう、次男の前掛けの話でオチがある。
 
 しばらくは前提を変える質問をすることで、
 
 上手く暗示をかけてこれたが、
 
 次男も知識が増えてきたある日。
 
 妻がいつもの質問をしたところ、
 
 次男 「どっちも着けたくない」
 
 親の暗示に気づかれてしまった。
 
 
 暗示は相手に気づかれないから意味がある。
  
 
 ちょっと怪しい催眠と暗示の事を
 
 日常生活の中で使えるよう
 
 わかりやすく教えてくれる本です
 
$人生を楽しもう!!

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いつのまにか心を操縦する技術―催眠術をかけずに暗示を入れる究極の心理技法 (アスカビジネス)/前田 大輔

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 今日も1日ありがとうございます。


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