12/100冊目(去年累計62冊目)
【タイトル】
賢者の言葉
【著者】
【本を読む目的・キーワード】
ショーン・スティーブンソンの言葉
トニー・シェイの言葉
ビル・ハリスの言葉
エブン・ペーガンの言葉
F.W.デクラークの言葉
★ダライ・ラマ法王14世の言葉
【感想】
ダライ・ラマ法王の言葉の中で、
今の教育について指摘をしている。
今の多くは教育自体が目的になっている。
しっかり勉強をしていい大学に入るために。。
でも、教育が目的になると、競争心を煽りながら、
動機付けをしていくことが多くなる。
その結果、子どもは不安やストレスを抱え、
子ども同士の信頼関係が築けない。
また、今の日本で自殺者が多いのも、
もしかしたら、その教育システムの
弊害なのではないだろうか。
ダライ・ラマ法王が言う
目指すべき教育とは、
子どもの時にこそ、
人としてのコミュニティー意識と、
精神的な豊かさを育むこと。
精神的豊かさとは、
周囲の人々の幸せが、
自分の幸せと考えられる力であり、
周囲の人の幸せが、
究極的には自分の幸せになるということ。
誰かとの競争や、誰かとの比較で、
自分の価値を見いだすのではなく、
自分が周囲に与えられるなにかで、
自分の価値を見いだしていくこと。
これからの社会で必要な事だと思う。
賢者の言葉/ショーン・スティーブンソン
¥1,575
Amazon.co.jp
コメント
SECRET: 0
PASS:
今の教育が、競争とランク付けを軸においてしまっているから、学校以外のどこかや誰かが、そうした個性が他者に与えるものの価値を、認め、伸ばしてやらない限り、子どもらは競争の中にしか居られなくなるんだろうね。
きれいごとではなく、ちゃんと観て、認めてあげたいものです。
それぞれの子を。
SECRET: 0
PASS:
>空さん
ほんとそのとおりだね。
1度でも競争を始めてしまうと、
そこから中々抜け出せない。
抜け出せたとしても、
落ちこぼれだと勘違いをしてしまう。
本当は誰もが競争する必要なんてないし、
誰かと比べる必要もない。
ありのままの自分で
十分なんだよね。
いつもコメントありがとう。