23/100冊目(年累計73冊目)
【タイトル】
まじめ罠
【著者】
勝間和代
【本を読む目的・キーワード】
まじめ・ふまじめとは
★まじめだから想定外
まじめスパイラルとは
【感想】
本来、まじめという言葉の意味は、
・うそやいいかげんなところがないこと
・真剣であること
・本気であること
でも、この本では、
まじめという言葉の解釈は下記のとおり。
・課題設定に疑いをもたない人
・与えられてものを逆らわない人
・完璧主義な人
昨日の記事で今の自分はまじめでないと書いたけど、
それも、この本のまじめという視点から書いた。
ここで問題です。
下記の□に入る数字はいくつですか?
2×8+10=□9
僕らはついつい問題や課題、条件を設定されると、
□の答は2とか、9じゃなくて6だとか、
その問題を解決しようとしてしまったり、
条件を守ろうとしてしまう。
でも、そもそも、その問題や課題、条件に対して
自分がどうして答える必要があるのか?
どしてその条件が存在しているのか?
まじめな人はその事に疑いを持てない。
また、まじめな人は完璧主義になろうとする。
大きな視点でみたら人間は完璧でない存在なのに、
人の小さな視点で完璧な状態を求めてしまう。
そして、小さな視点で完璧と思った時点で、
完璧だと思い込み次の成長を止めてしまう。
そして、天災などの要因で
その完璧が崩れた時に、
人は「想定外のことでした」と
簡単に言ってしまう。
小さな視点の人間が想定できることは
やっぱり小さな想定の範囲でしかなく、
完璧な状態を作り出すことはできないもの。
素直に人は欠けている存在で
完璧な状態はありえないと思うことで、
PDCAサイクルを実行できるようになり、
その結果が、成長つながっていくのだと思う。
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