僕らのファームで飼育している
卵用種のにわとり達は、
生後から約2年間たまごを産みますが、
それ以降は産卵率が低下してくる。
たまごを産まない にわとり達は、
そのまま飼育していても、
飼料代と手間の観点からも、
コストになってしまう。
だから、
産まなくなった にわとり達は、
人によりさばかれ、最後に鶏肉になります。
残酷のように感じるかもしれませんが、
これが僕たちが食べるものの事実です。
そして、
にわとり達を鶏をさばくのも
ファームの中の1つの仕事です。
僕もこの仕事を経験をしました。
そして、わかりました。
命を頂くという意味を。
いまスーパーの精肉売り場にいけば、
鶏肉・豚肉・牛肉が部位毎に売られ、
焼き肉を食べれば、
部位毎に注文をしています。
豚肉がすき、やっぱりカルビだよね。
食べる肉という視点だけで見てしまいますが、
その肉もまた、どこかで産まれ、誰かに育てられ、
そして 人によりさばかれて、
今日も僕らの前で肉として売られている。
いまの日本には、
沢山のスーパーや焼き肉屋などがあり、
溢れんばかりに肉が売られている。
その土台には、いったいどれだけの、
動物たちの命が存在していたのだろか?
明日の肉として売られるために、
今日どれだけの命がさばかれたのだろうか?
僕は鶏をさばく仕事を経験したとき、
はじめて「いただきます」の意味を知りました。
「いただきます」しっていますか?
続きを明日書きます。
ファームカウンセリング 空
自然の中でカウンセリングしています。
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