楽しみが楽しみでなくなる理由|モチベーション3.0

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★楽しみが楽しみでなくなる

楽しみが楽しみでなくなる理由

モチベーション30のマインドマップ
アメとムチのモチベーション2.0が人に与えるマイナスの影響。

1つめの影響が楽しみが楽しみでなくなること。

”楽しい”という感覚は、内なる感情で内部的動機付けになるもの。

絵を描くことが好きな子どもは、絵を描くのが楽しいと感じるから、内部的動機付けにより創造性を活かして何枚も絵を描いている。

その子に、「1枚絵を描いたらご褒美をあげる」と誘い内部的動機付けに外部的動機を上書きすると、1枚の絵は一生懸命書いて、成果としてご褒美をもらって、そのときは嬉しく感じる。

しかし、その後、2枚目以降の絵を書く枚数が減っていいったり、書かなくなったりしてしまう。

絵を描くことが楽しい!!という内部的動機付けが絵を描くとご褒美がもらえるという外部的動機付けに変わったとき、ご褒美をもらえないから、絵を描かないという結果になってしまい、最初の内部的動機付けが失われてしまう。

内部的的動機付け、モチベーション2.0は、スタートダッシュの行動を促すには有効かもしれません。

しかし、モチベーション2.0は、エネルギー浪費が激しく、常にエネルギーを与え・与えられ続ける必要があり、エネルギーが切れてしまうと、動けなくなってしまいます。

ご褒美をもらえないと絵を描けない子どものように。

人は”アメ”がもらえるから動くのではない、人は”ムチ”が怖いから動くのでもない、人は”自分がやりたい”から動くものであり、それは子ども達が得意とするところです。

大人達も素直に”やりたい”・”楽しい”という子どもの頃の感覚を思い出すことが必要なのかもしれませんね。

続きを明日書きます。

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