今回のキーワード
★切り取りと規格化
OneNoteを使う目的は
1969年当時の知的生産の方法は、情報やひらめきをカードに書き留めて溜めていく。
次に溜まったカードを一度、バラバラにすることで、また、そこから、新しい組み合わせをできるようにする。
現代でこの方法をするにも、Eevenoteが適していると思う。
思ったこと、感じたこと、出来事など、日記、残しておきたい資料、ブログの記事気に入ったホームページなどどんどん、OneNoteに蓄積をしていく。
すると、今度はOneNoteに情報が溢れてくる。
OneNoteでは、情報を見やすくするために、ある程度の情報の分類の整頓はするけれど、あまり手間暇をかける必要はない。
なぜならば、OneNoteには強力な検索機能があるから。
例えば、僕のOneNoteで”梅棹 忠夫”と検索をすると、”梅棹 忠夫”さんの本のメモや、マインドマップ、そこから書いたブログ記事だけがピックアップされる。
梅棹さんの本は、知的生産、情報的価値に関することだから、ピックアップされた項目に、自分の見解や今の時代要素を入れると、新しい知的生産や情報価値に関することを書くことができる。
OneNoteの最大の目的は、情報を溜めることにあるのではなく、異なる情報を串刺しで展開できること。
そして、そこから、新しい組み合わせを作りだすこと。
そのために、日々情報を溜めていくもの。
道具はしょせん道具である。道具は使う物であって道具に使われてはならない。道具を使いこなすためには、その道具の構造や、性能をよくわきまえて、ちょうど適合する場面でそれを使わなければならない。どんな面でもつかえる万能な道具はない。また、道具をというものは、使い方に習熟していなければ効果がない。道具のかたちをみただけで、バカにすることもない恐ろしく元祖な形の道具でも、使い慣れればまこと役に立つ。
OneNoteはIT技術の便利な道具。
その道具が自分に合うかどうかを見極め、使える道具はどんどん使っていこう。
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