昨日はいつもお世話になっている農家さんで、
田んぼの田植え作業を1日手伝ってきた。
ドロドロの田んぼの中を中腰で1本1本苗を植えていく。
本来、苗を植える間隔も均等に真っ直ぐ植える必要があるのだけど、
自分が植えたところ見直すと列がクネクネしていたりする。
田んぼにも雑草が生えるため、定期的な除草作業が必要になる。
この時に稲がクネクネしていると除草作業が大変になるため、
ほんとうは真っ直ぐ植える必要があるのだけど、
この田んぼでは合鴨が雑草を食べてくれるので、
少しクネクネしていても問題ないという。
この合鴨達は2日前に生まれた雛。
もう少したら田んぼに離し活躍してもらうとのこと。
う~ん、かわいすぎる。
正直、自分が病気になる前は、
農業という仕事をどこか見下していたと思う。
農業は第一次産業でずいぶん昔の仕事。
自分はITエンジニアという最先端の仕事。
そんな社会的観点から見ていたのだと思う。
でも、この農家さんで1年間手伝わせてもらって思うこと、
それは、農業とか漁業などは、自然界の仕組みの中で、
私たちが食べる食料を提供する大変重要な仕事だということ。
この人間が生きていく上で必要な仕事をする人がいなければ、
ITエンジニアという仕事も成り立たないということ。
今の日本では、スーパーに行ければ、
食べたいと思う食材を簡単に手に入る。
しかし、その根底には農家・畜産・漁業で働く人たち、
そしてなにより、それを食材を提供してくれる、
自然界の恵みがあることを忘れてはならないと思う。
だからご飯を食べるときは、
感謝の気持ちを込めて
「いただきます。」
食べ終わったときは、
感謝の気持ちを込めて
「ごちそうさま、ありがとう」
と言いたい。
こんな当たり前の事に、
最近気づいた自分です。
今日も1日ありがとうございます。
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